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多聴多読マガジン 2009年8月号
一生使える英語の基礎をつくる!

多聴多読マガジン 8月号


2009年7月6日発売
CD付き A5判 定価1314円+税



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本書の内容

●特集は夏のボキャブラリー倍増計画●
 多読で確実に語彙力はアップしているが、もう少し意識的に単語力を伸ばしたい。そんなかたのために、『英語耳』や『単語耳』でおなじみの松澤喜好先生が34の語源を組み合わせて英単語をイメージするアプローチを教えてくれます。覚えておきたい接頭辞14と応用がきく語根20をイラストで示し、いろいろなパーツの組み合わせでできている英単語の成り立ちが、すぐにイメージできるようになります。
 さらに竹岡広信先生、神崎正哉先生をはじめとする英語のエキスパート7人に「私の語彙力増強法」を聞きました。



●差がつくばかり? 日韓の英語教育格差●
 特別現地レポートとして、韓国の最新英語教育事情を紹介します。日本の文科省にあたる教育科学技術部、国立ソウル教育大学、教育プログラム専門の放送局EBS、最大手の英語学校YBM語学院、ソウル最大の大型書店である教保文庫と、5つの取材先で担当者に話を聞きました。韓国で小学校の英語科目が必修化されたのは1997年。いまや、小学校の先生になるには「英語で授業できること」が必須です。韓国企業が新入社員に求めるTOEICスコアは 750~800点、大学センター試験にスピーキングテスト導入を検討中と、日本よりはるかに先行している英語教育の現状をお伝えします。

●洋書4冊をカラフルな誌面と朗読CDで紹介します●
(1)The Zoo Trip
動物園を訪れた3人がいろいろな動物を見て回ります。表情豊かなカラー写真と動物たちの鳴き声入りのCDでリアルな体験ができます。
(2)The African Mask
オーストリアの出版社のリーダーズ。別れた彼と久し振りに再会した主人公は、ボツナワ時代の思い出話を始めた彼の様子が変なことに気付きます。
(3)Ugly Betty
ニューヨークを舞台にした人気TVドラマのノベライズ。ファッションには無縁のベティが飛び込んだのは、なぜか業界人やセレブのウヨウヨする世界。
(4)The Singing Shell
イギリスの児童書から。山奥に住む妖精のBrownieは、ある夏、長い旅の末に海辺にたどり着きました。そこで人魚からもらったプレゼントは?


●ベン・スティラーにインタビュー●
 CDには洋書4冊の朗読のほか、GMの破綻を伝えるVOAニュース、ロングマンの辞書やペンギン・リーダーズの編集責任者へのロンドンでのインタビュー、英語絵本の魅力を語り合う大江パトリシアさんと外山節子先生の対談座などを収録。日本では8月中旬公開の、『ナイトミュージアム2』について早口で語るベン・スティラーのインタビュー は、シャドーイングの上級素材としておすすめです。
【目次】

■特集■
夏のボキャブラリー倍増計画
34の語源を組み合わせる
「英単語イメージ術」

・英語のエキスパート7人が語る「私の語彙力増強法」
・おすすめ英英辞典とその上手な付き合い方

■<特別現地レポート>最新・韓国の英語教育事情
・初等科への英語導入の歴史
・英語で英語を教えることのできる教師の養成
・国家主導の英語教育体制と社会の反応
・教育プログラム専門の放送局とe-Learningの活用
・2012年実施をめざす国家英語能力評価試験
・韓国企業が新入社員に求めるTOEICテストスコアは750~800
・小学生にはアメリカの教科書が人気
・英語力重視政策は続く

●連載[快読快聴ライブラリ]
(1) The Zoo Trip
(2) The African Maskd
(3) Ugly Betty
(4) The Singing Shell
(5) 書き下ろしホラー小説/連載第3回 The Gateway to Hell

●連載[リスニング・シャドーイングのなま素材]
(1) VOAニュース
  ・GM破綻--アメリカ産業のシンボルが消えた日
(2) 知られざる「話し言葉のコーパス」の世界
  ・マイク・メイヤー(ロングマン・エディトリアル・ディレクター)
(3) 対談:素晴らしき英語絵本の魅力
  ・大江パトリシア(絵本作家)
  ・外山節子(児童英語教育者)
(4) ベン・スティラーにインタビュー

●連載
・新TOEICテスト 会話でボキャビル
 「予算」編
・沢田博がキーワードからニュースの裏側を見る
 「GM再建へのシナリオ」
・クリストファー・ベルトンと『奇跡の脳』の原書を楽しく読む