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2008年05月27日
さよなら「スパイ」で「スパイダ」 その2
(承前)
では、About a Boy はなぜよいのか?
これには英語を学ぶ「目的」というか「どういうふうになりたいか?」
という点が大きく関わってくるんだと思います。
私の場合は、「セリフを聞き取れるようになりたい」というのがメインなので、
リスニング重視型になります。
そこで、聞き取るためのひとつの手段として「シャドーイング」、
なかでも「なりきりシャドーイング」が出てきます。
主人公のヒュー・グラントは私よりひとまわり年上ですが、
映画の設定ではほぼ同世代ですし、
聞いてて真似したくなるようなイギリス英語を話します。また、声もいい。
加えて、About a Boy は「クモ男」だの「スパイ」だのは出てこない、
現代のイギリスの日常生活を舞台にしています。
なので、出てくる表現も覚えれば使えるようなものが多い。
また、基本的に元気が出てくる、励まされるようなストーリーなので、
繰り返しの鑑賞に堪えうる可能性も高い。
特に、映画を使って英語を学習する場合、
最後のポイントは大きいのではないでしょうか。
とにかく「好きな俳優」の「好きな映画」を使うのが重要です、あたりまえの結論ですが。
で、実際の学習のステップとしては、日本語も英語も字幕なしで見て、
ひっかかったところ、気になったところを英語字幕でチェックするのが
いちばん取っつきやすそうですかね。
それで、何を言っているのか確認した上でシャドーイングをする、と。
それにしても、字幕を出すと、どうしても目が字幕にいってしまうものですね。
「見ないように、見ないように」と思っても、見てしまいます。
今後の最大の課題はいかに学習「時間」を捻出するかでしょう。
時間があれば、アルバイトの「M」が『ノッティングヒルの恋人』でやってたやり方を試してみたいです。
あと、「原作とはかなり違う脚色がされていた」と「凡」さんが書いていましたが、
GR とも印象がだいぶ違いました。
特に、GR ではジョニ・ミッチェルとニルヴァーナが結構重要なアイテムとして
登場していましたが、映画ではジョニ・ミッチェルの代わりにロバータ・フラックの Killing Me Softly
(「やさしく歌って」)がフィーチャーされていました。
また、Marcus 少年の weird ぶりを示すシーンとして
授業中に突然歌いだすシーンが GR にも映画にもありましたが、
映画では Paul Williams と Roger Nichols の名曲 Rainy Days & Mondays
(カーペンターズのバージョンが有名ですね)が効果的に使われていました。
(話が逸れますが、Paul Williams の『ユア・ソング』というベスト盤と
Roger Nichols の『スモール・サークル・オブ・フレンズ』は名盤です)
それにしても、ヒュー・グラントってギターが似合いませんね。
ここまで似合わない人も珍しいです。
最後に英語のこともひとつ。
弊社に来ているネイティブのスタッフが折にふれて
‘bollocks’
と吐き捨てるのですが、
この映画でもヒュー・グラントが使っていて、
そのネイティブスタッフにもヒューにも非常に親しみを感じました。
「なりきりシャドーイング」の第一歩として、
fxxk や sxxt に加えて、この言葉をカッコよく使えるようになりたいと思います。
NEVER MIND THE BOLLOCKS!
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投稿者 info@cosmopier : 2008年05月27日 16:44
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