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2008年05月19日
「スパイ」で「スパイダー」番外編
About a 'boy' in About a Boy(『アバウト・ア・ボーイ』の「ボーイ」について)
Spider-Man、Goldfinger に続いて
「映画で英語学習」の編集部共通課題About a Boy (PGR 4) を読んでみました。
正直なところ、他にも読みたい本がたくさんあるので、
「かったるいなぁ」と思っていたのですが、
冒頭の文章を読んで目がクギヅケになってしまいました(@_@)
Will Freeman was thirty-six years old and he had never had a job in his life…
実は私、36歳になったばかりなんです。
しかも、20代の頃、「ニート」のはしりみたいなことをしばらくやっていたので、
「労働」とか「求人」とか「無職」とか「格差」とか「負け組」とか「ワーキングプア」とか、
とにかく「ジョブ」にかかわる言葉には非常に敏感に、過敏に、過剰に反応してしまうのです。
で、がぜん貪るように読み始めたわけです(主人公の Will がどのようにして生計を立てているかはすぐ後に書かれていて、若干、鼻白むわけですが……)。
物語は、イギリスにおける超就職氷河期世代がぶち当たる厳しい現実を描いている
わけではもちろんなく、12歳の少年と36歳の大人になりきれない未熟な大人である主人公を中心として、
彼らを取り巻く人たちも含めた「成長」がテーマです、たぶん。
英語に関して言うと、Intermediate の1700語レベルということで、
Goldfinger の1600語レベルとほぼ同じです。
でも、途中くらいまで読んで、
「なんか Goldfinger に比べて読みにくいな」と思い、
何気なく表紙の原作者名 Nick Hornby を眺めていたんですが、
ふと思い立ってretoldは誰がしてるんだろうとチェックしてみました。
すると、なーんと「Retold by Anne Collins」と書いてあるじゃあありませんか
(@_@;)
そうです。
前回、私が Goldfinger で絶賛しまくった、あの(どの?)Anne Collins さんです!
それにしても、とても同じ人が retold してるなんて思えません。
個人的な能力の問題で(というか頭が悪いので)うまく説明できませんが、
原作に対するアプローチの仕方がまったく異なっているんでしょうね。
その結果として、文体が違っているのだと思います。
Anne、あんたスゲーよ。
もうひとつ読んでいて気になったのは、私のキライな比較の構文が結構出てくることですね。
これはこの About a Boy にかぎらず、
Spider-Man でも Goldfinger でも感じたのですが、
特に意識して読んでいなくても、
「ああ、この本ではこの項目が取り上げられているんだな」
とか
「やたらと同じ表現が出てくるな」
という個所があります。
こういうのに出くわすと、いい意味でも悪い意味でも「GR はやっぱり GR なんだな」と思いますが、
そんなこんなも含めて、次回からはいよいよ DVD を使った体験をお送りする予定です。
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投稿者 info@cosmopier : 2008年05月19日 16:09
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