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2008年08月11日
今日は何の日
今回のオススメ多聴サイトはこちら。

This Day in History
英語版「今日は何の日」です。
単純におもしろいです。
次号『多聴多読マガジン』の特集のために、
おもに初級・中級者向けの多聴サイトをいろいろと探しているわけですが、
いくつか問題点というか、悩むことがあります。
まず、多聴というからには、たくさん聞かないと意味がない。
となると、デイリーに更新されたり、あるいは素材が豊富なサイトがよいということになる。
さらに、手軽で気楽にアクセスできないと、
毎日のように聞いたり、長続きしない。
毎日パソコンの前に座ってヘッドフォンでじっくり聞く
なんてことができる人ばかりではないだろうから、
音声がダウンロードできて、
iPodなり携帯プレーヤーで通勤・通学中に聞けた方がよい。
それから、何を言っているのかわからないものを聞いていても
ただの「聞き流し」になってしまうので、
確認するためにスクリプトがあるとなおよい。
一方、これは多読と共通する点かもしれませんが、
どうしてもやさしいものは内容が幼稚になりがち。
あるいはそう思えてしまう。
内容に興味が持てなければ、まあ、長続きはしませんよね。
『多聴多読マガジン』のvol.7(2008年4月号)で
ノートルダム清心女子大学のロブ・ウェアリング先生は
次のように言っています。
……聞いているものの内容を楽しむことができなかったら、すぐに飽きてしまいます。だから、自分の興味のあるものを選びましょう。楽しめるけれども難しすぎる場合は、挑戦してみる価値はあります。あなたの関心が自然と言語の不足を補ってくれるからです。同じように、自分がよく知っているトピックなら、レベルが上でも背景知識があるので理解できるかもしれません。
(「投げ出さないで、長続きする! 『多聴』とのつきあい方」、p.120)
ひとつ断っておかなければならないのは、
ロブ先生は基本的に
リスニングはあくまでも自分のレベルに合ったものを聞きましょう
というお考えをお持ちです。
リスニングの素材は
・内容(ストーリーや情報など)がほぼ(基本的に90%以上)理解できる
・語彙や文法がほぼ理解できる
・音声を止めずに聞いて理解できる
・内容が楽しめる
といったチェックポイントを基準に、自分のレベルに合ったものを選ぶことをすすめています。
なので、上の引用箇所のあとには「でも、難しすぎるものには手を出さないように。ひとまず置いておいて、リスニングのスピードがアップしてからまた聞いてみてください」という言葉が続いています。
でも、たしかに自分の興味や関心のあるものならば、
聞いているときの集中力が違うと思いますし、
なんとなく「ああ、あれのことを言っているのかな」と知識というか勘が働くような気がします。
何でこんなことを言っているのかというと、
おもしろそうなサイトは、どうしてもナチュラルスピードのものが多く、スクリプトなどないものがほとんどだからです。
結論からすると、
まずは自分のレベルに合ったものをたくさん聞いて自分のListening Fluencyをあげる。
と同時に、自分のリスニングの壁を破り、ちょっとずつステップアップするためにも、
そして楽しむためにも、レベルは上でも自分の好きなこと、関心のあることを聞いてみる。
「キリン読み」ならぬ「キリン聞き」をする
という、考えてみればごくあたりまえな方法にたどりついてしまいました。
単純に言って、リスニング(の学習)には2種類のストレスがあるんだと思います。
ひとつは、
「自分のレベルには合っているけれども、内容に興味をもてない、聞いていてまったく楽しくない」というストレス
もうひとつは、
「内容にはとても関心があるのだけれども、聞き取ることができず、何を言っているのか正確に理解できない」ストレス
です。
このストレスを解消するには、とりあえずは「キリン聞き」なんでしょうか。
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投稿者 info@cosmopier : 2008年08月11日 12:19
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