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2008年05月29日

movienglish~映画のチカラ~

1ヶ月にわたってお送りしてきた「映画&GR並行学習」検証。
自分の中では先週のうちに自己完結してしまっていたので、
今週は何を書いたらよいものかと軽く困っておりました(゜Θ゜)…?

なので、一日遅れましたがもういっぺんまとめなおすことにします。


●この実験を始める前まで、字幕重視派でした。
1)英語どうこう以前に、まず日本語字幕で観て映画の内容を理解する(意味に重点)

2)英語字幕を聞き読みしながら、日本語の字幕と照らし合わせる(リスニングに重点)

3)日本語字幕に戻り、英語字幕はどんな日本語字幕にされているかをチェックする(映画の表現に重点)


●『レインマン』を観&読み終えた後、『アバウト・ア・ボーイ』で方法を変えてみることにしました。
1)字幕なしで観て、分かるところだけでいいから全体のイメージをぼんやりとつかむ

2)GRを読み、ぼんやりとしていた意味をはっきりとさせていく

3)英語字幕で観て、GRになかったシーンと合わせてストーリーをすり合わせていく

GRは表現が簡単である、映画は(おもしろ~い<(`^´)>)映像がある、という両方の利点を生かしています。


●最終的な結論はこちらです。
「映画の内容理解は日本語字幕ではなく、GRで済ませる。会話表現はネイティブが使うような
生きた英語よりも、簡単な英語で文章を組み立てているGRの表現を参考にする。GRが出ていない
映画だったり、よっぽど真似したいくらい好きな俳優の表現は、そっくりそのままマネ(俳優になりきってシャドーイング)して自分のものにする」


●注意点として、上記の方法は映画を全く知らないと自分が納得するレベルでの内容理解は難しい。
かといって、映画を見て内容を知りすぎていると、GRを読む魅力が薄れてしまいます。
なので、慣れないうちは「ずっと前に見たことがある映画だけど、あまり覚えていない」という
映画で実践してみて、慣れてきたらいろいろな映画に挑戦しよう(・へ・)

そう思ったのでした。
娯楽にも勉強にも使える映画のチカラってスゴイ!

投稿者 info@cosmopier : 10:01 | コメント (0) | トラックバック

2008年05月27日

目指せ映画で100万語 Part5

こんにちは、新人/無敵の英語超人サワーダです。

今週で私の映画英語学習実験ブログも最後なので、自分の真骨頂に戻り、DVDの聞き読み(英語字幕&英語音声)だけでどれだけ多読ができるか(語数が稼げるか)実験してみました。1日1本を目標にしましたが、平日は映画1本の半分くらいが限度なので、全部で3本、土日にまとめて4本見て、平均すると1日1本になるようにしました。「1日にりんご1個で医者いらず」ならぬ、「1日に洋画1本で留学いらず」がキャッチフレーズです。


・交渉人 (Negotiator) 139分 11600語
・ローマの休日 (Roman Holiday) 118分 6600語
・ナイト・ミュージアム (Night at the Museum) 109分 8100語
・赤毛のアン (Anne of Green Gables) 195分 19500語
・シャーロットのおくりもの (Charlotte’s Web) 87分 8300語
・ダ・ヴィンチ・コード (The Da Vinci Code) 149分 10200語
・マディソン郡の橋 (The Bridges of Madison County) 135分 7500語

この1週間で見た映画です。サスペンス、古典、コメディー、家族もの、ラブストーリーと、なるべくバランスのとれたセレクションを意識しました。


<今週の語数>
全ての作品の英語字幕の語数を足したら、71800語でした。薄めのペーパーバック一冊分くらいに相当します。平均すると1日約10000語読んだことになるので、この調子で1日1本映画を見続ければ、年間365万語も語数を稼げます。なんだがワクワクしてきますね!(オマエだけだよ!って?)
「ローマの休日」では、言葉よりも映像でストーリーが語られていることが多く、語数も6600語と少なめでしたが、「赤毛のアン」で2万語近く稼げたのが大きかったです。時間も3時間強とかなり長かったですが、主人公のアンがとにかくおしゃべりなので、セリフがとても多い映画でした。


<英語字幕の忠実度>
概して、英語字幕というものは実際に話されているセリフに忠実でないことが多く、聞こえてくる音声と読んでいるテキスト(字幕)が違うために、聞き読みしにくいという難点があります。しかし、「赤毛のアン」「シャーロットのおくりもの」「ダ・ヴィンチ・コード」の3作品は字幕とセリフがほぼ100%一致しており、聞き読みには最適です。英語字幕がセリフに忠実な作品をリストアップしていけば、映画英語学習者のみなさんに役立つ情報を提供できるのではないかと思いました。


<DVD多読ライフのススメ>
「平日に映画を1本見るのはおろか、半分(1時間くらい)でもなかなか見る暇ないもん!」というのが、映画で英語学習をしようとしたときに多くの人が直面する問題ではないでしょうか。なので、今日は特別に本邦初公開の裏ワザをご紹介いたします。
まず、ノートパソコンか携帯用DVDプレーヤーが必須アイテムになります。私のカバンには常にマイPCが入っており、いつでも暇なときにDVDを見られるようにしてあります。いつ見るかといえば、やはり帰りの電車の中がゴールデンタイムです。仮に京王線沿線の郊外に住んでいるとしたら、まずは弊社のオフィスがある初台から家路とは逆方向の新宿に電車で戻り、座れる席を確保します。そして、イアフォンを耳につければ、あとは映画を見ながら(もちろん英語字幕で)、ゆったりと帰宅するのみです。新宿で停車している時間も含めると1時間ほどDVDを見る時間が取れます。他には、昼休みの食事後にカフェかなんかで30~40分くらいマッタリと見るという手もあります。

<おわりに>
というわけで、私の学習実験ブログはこれで終わりになります。おかげさまで、この5週間で、DVDの英語字幕、GR、原書、ノベライズなどを組み合わせて、計398607語も読むことができました。「ブログを書くため」という強制力がなければ、こんなに短期間に40万語近くも多読することは難しかっただろうと思います。ブログに感謝です(涙)
映画の英語字幕だけでも115056語も語数を稼ぐことができ、「映画で多読」の秘められた可能性を感じました。今後は、英語字幕だけで100万語を目指しつつ、朗読CDを使って今回見た映画の原書の聞き読みにガンガン挑戦していこうと思っております。

おかげさまで、「多聴多読マガジン」8月号の映画特集は非常に充実したものに仕上がってきておりますので、発売をぜひ楽しみにしていて下さい!

投稿者 info@cosmopier : 18:16 | コメント (0) | トラックバック

さよなら「スパイ」で「スパイダ」 その2

(承前)
では、About a Boy はなぜよいのか?
これには英語を学ぶ「目的」というか「どういうふうになりたいか?」
という点が大きく関わってくるんだと思います。

私の場合は、「セリフを聞き取れるようになりたい」というのがメインなので、
リスニング重視型になります。
そこで、聞き取るためのひとつの手段として「シャドーイング」、
なかでも「なりきりシャドーイング」が出てきます。
主人公のヒュー・グラントは私よりひとまわり年上ですが、
映画の設定ではほぼ同世代ですし、
聞いてて真似したくなるようなイギリス英語を話します。また、声もいい。
加えて、About a Boy は「クモ男」だの「スパイ」だのは出てこない、
現代のイギリスの日常生活を舞台にしています。
なので、出てくる表現も覚えれば使えるようなものが多い。
また、基本的に元気が出てくる、励まされるようなストーリーなので、
繰り返しの鑑賞に堪えうる可能性も高い。
特に、映画を使って英語を学習する場合、
最後のポイントは大きいのではないでしょうか。
とにかく「好きな俳優」の「好きな映画」を使うのが重要です、あたりまえの結論ですが。

で、実際の学習のステップとしては、日本語も英語も字幕なしで見て、
ひっかかったところ、気になったところを英語字幕でチェックするのが
いちばん取っつきやすそうですかね。
それで、何を言っているのか確認した上でシャドーイングをする、と。
それにしても、字幕を出すと、どうしても目が字幕にいってしまうものですね。
「見ないように、見ないように」と思っても、見てしまいます。
今後の最大の課題はいかに学習「時間」を捻出するかでしょう。
時間があれば、アルバイトの「M」が『ノッティングヒルの恋人』でやってたやり方を試してみたいです。

あと、「原作とはかなり違う脚色がされていた」と「凡」さんが書いていましたが、
GR とも印象がだいぶ違いました。
特に、GR ではジョニ・ミッチェルとニルヴァーナが結構重要なアイテムとして
登場していましたが、映画ではジョニ・ミッチェルの代わりにロバータ・フラックの Killing Me Softly
(「やさしく歌って」)がフィーチャーされていました。
また、Marcus 少年の weird ぶりを示すシーンとして
授業中に突然歌いだすシーンが GR にも映画にもありましたが、
映画では Paul Williams と Roger Nichols の名曲 Rainy Days & Mondays
(カーペンターズのバージョンが有名ですね)が効果的に使われていました。
(話が逸れますが、Paul Williams の『ユア・ソング』というベスト盤と
Roger Nichols の『スモール・サークル・オブ・フレンズ』は名盤です)
それにしても、ヒュー・グラントってギターが似合いませんね。
ここまで似合わない人も珍しいです。

最後に英語のこともひとつ。
弊社に来ているネイティブのスタッフが折にふれて
‘bollocks’
と吐き捨てるのですが、
この映画でもヒュー・グラントが使っていて、
そのネイティブスタッフにもヒューにも非常に親しみを感じました。
「なりきりシャドーイング」の第一歩として、
fxxk や sxxt に加えて、この言葉をカッコよく使えるようになりたいと思います。
NEVER MIND THE BOLLOCKS!

投稿者 info@cosmopier : 16:44 | コメント (0) | トラックバック

2008年05月26日

さよなら「スパイ」で「スパイダ」 その1

これまで、GRの感想をタラタラと綴っているうちに、
なんと、このコスモピア編集部「映画英語学習実験」企画も最終週に
なってしまいました。
で、かんじんの映画の話をまだしていないわけですが、
とりあえず私の課題であった
Spider-Man
Goldfinger
About a Boy
のうち、自分の嗜好や目的を考えると
About a Boy がいちばん「使える」し「やりやすそう」かなと思いました。

Spider-Man Goldfinger がいまいちだった理由は、
Spider-Man は近年のアメリカ映画として文句なしの傑作だと思うが、
それは映画としておもしろいのであって、学習の素材となると???
特に、トビー・マグワイアは嫌いな俳優ではないけれど、独特の口調・声音をしており、積極的にシャドーイングをしたいとは思えない。
「なりきってシャドーイングする」といっても、Spider-Man の時は
基本的にあまり喋らないし、
それ以外のときの主人公ピーター(トビー・マグワイア)は全然イケてない設定なので、
実生活以外に、わざわざこんなときまでダメ人間になりきりたくない。

・007は基本的に「くっだらねーなー、アハハ」
と思いながら笑い転げて見る映画だと思うので、
「さあてジェームズ・ボンドになりきってシャドーイングでもするか」という気になりにくい。
出てくる美女が無条件で反射的にジェームズ・ボンドに秒殺される
あまりに都合のいい展開に、ついやる気を削がれる
(まあ、それが007の魅力なんですが……)。
最大の問題はショーン・コネリーに関心を持てないこと。

というように、「そんなこと見る前からわかるだろ」
という気がしないでもないですが、
やはりアクション映画は「ぼーっ」と見て楽しんだ方がいいと思いました、
自分の場合は。

投稿者 info@cosmopier : 16:03 | コメント (0) | トラックバック

2008年05月23日

久しぶりに、About a Boy

6、7年前、私は、About a Boy の原作を読みました。
『ハイ・フィデリティ』のニック・ホーンビ-の作品が映画化されるというニュースを知り、『ハイ・フィデリティ』の映画も原作も未経験だったにもかかわらず、なぜか心惹かれるものを感じ、洋書屋さんに走って原書を買い求めたのでした。

読んでみると、これがまたおもしろくて、最後まで一気に読みました。

映画館には行きませんでしたが、DVD化されると早速レンタル屋さんに、これまた、走りました。

そんなわけで、6年ぶりの再会となったのですが、当然ながら、ディテールについてはずいぶん忘れていました。

どうでもいいことですが、ヤマハとタイアップしたようで、主人公が自宅に持っているギターも、音楽会で借りて弾くギターもヤマハのものでした。

映画の話にもどると、原作にあったエリーとマーカスのエピソードがほぼ全面的に削除されているのが、かなり物足りないところです。もっともそれを入れると大長編作品になってしまうので、仕方ないのでしょう。DVDにおまけで入っている、カットされたシーンのひとつに、エリーが不良どもからマーカスのCDプレーヤーを取り返すところがありましたが。

英語学習の話をしないまま、だらだらと終わるのも気がひけるので、発見したことをひとつご報告しましょう。

英語字幕で音声をオフにして観ると、意外に英語がよく頭に入ってくることを発見しました。ぜひ試してみてください。

投稿者 info@cosmopier : 18:28 | コメント (0) | トラックバック

銀幕スタアがわたしの友達

さあ、今週もはりきってトトロいってみましょう。

え? なんですか隣の席の関西人の善さん?
「こないだから言うたろ思てたんやけどな、自分『アバウト・ア・ボーイ』もせなあかんで」

えっ、「アバウト・ア・ボーイ」って、共通課題だったんすか!?
僕はてっきりトトロさえやってればいいと思ってたんすけど……。

「あかんあかん、ほんまたのむでぇ。バイトはこれやからなあ。たこ焼きもまずなるっちゅうねん!」

た、たこ焼きが……、そうですね。

気を取り直して、「アバウト・ア・ボーイ」については、実はこれも以前に学習用として使ったことがあるんですよね。
やり方は、「ノッティングヒルの恋人」のときとほぼ同じで、ただシナリオ本は使ってません。
MDを作って、ひたすら聞きました。そしてヒュー・グラントとの友情をさらに深めました。
やっぱり僕にとって一番しっくりくる映画英語学習はリスニング特化型、俳優親交深化型なんですね。

その証拠に、ヒュー・グラントならたとえ雑踏にまぎれていても見つけられますよ。
善さん、この前のクイズの答えはこれっすよね。
 
「おお、やるなー自分。たまげたで。ヒューはひとりだけ別の方向に歩いてんねん。
まあ、わいみたいに我が道をゆく一匹狼的なカッコよさがここで出てるわけやね」

そうですね。

「それから今度はもっとむずこいクイズだしたるさかいな、首なごうして待っとれよ」

いや、来週はそろそろこの映画英語学習実験もしめくりりなので、
きっちりまとめていきましょうよ。
 

投稿者 info@cosmopier : 16:21 | コメント (0) | トラックバック

2008年05月21日

使える? 使えない? 映画のセリフ

今回は学習法というよりも個人的な感想を(-。-)y-゜゜゜

映画にはスラングも引用も満載なのでバカ正直にそのまま使ってしまうと問題がある、とよく言われます。
しかし、『アバウト・ア・ボーイ』のような普遍的な日常を描いた映画の場合は、よくある「あのフレーズは映画だからこそ使う表現だろうし、普通の人はあんまり使わんよなぁ」といった心配はいらないと思います。仮に実際に使ってみて「what?」とか「huh?」といったイマイチな反応が返ってきたり、「what the…!」な~んて相手を怒らせちゃっても、気にすることはありません。自分の好きな映画で、しかも好きな俳優が使っているのであれば、自信を持って覚えちゃっていいんじゃないでしょうか。まさに俳優と一蓮托生するつもりで覚えるわけです。


…と思いきる一方で、私たち日本人のようなノンネイティブが使うなら、ネイティブが日常的に使っている表現かどうか判断しにくい映画よりも、簡単な語彙で上手に文章を組み立てているGRの英語表現を覚えるほうが現実的なのかなとも思います。
たとえば、『アバウト・ア・ボーイ』に出てきた下のようなワンフレーズ。

映画:Yes, And now I have a right to bugger off,
GR:Yes, and now I have a right to go home.

下線部にご注目。僕はBugger offという表現を知らなかったのですが、こうして見る限り、おそらくはgo homeなんだろうなと予想はつきます。というのも、いまだに日本語字幕でも辞書でも日本語の意味を確認していないからです。
確かに映画は“生きた英語”を覚えるにはこれ以上ない素材だと思いますが、現実的に使うことを想定した場合、自分の知っている言葉で表現を捻出していくようにアプローチしていくほうが、結果的には「自分の知っている単語で表現する力」が出てくると思います。それに、いざ!というそのときにbugger offを頭の引き出しからササッと引っ張り出してくる自信が僕にはありません。その意味でも、GRは映画の英語学習に欠かせない存在だと思います。


よう分からんが、結局GRと映画どっちの味方なんだ?と言われそうですね。
一通り映画とGRで検証してみた感想として、映画で英語学習するときは
「GRが出ている映画はGRの表現を参考にする。GRがない映画だったり、よっぽど真似したいくらい好きな俳優の表現はそっくりそのままマネ(俳優になりきってシャドーイング)して自分のものにする。日本語字幕は見ない」
というスタンスでいきたいと思います。


★ここでミニクイズです。下の13人のうち、ヒュー・グラントはどれでしょう(゜_゜>)

20080521021812.jpg

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2008年05月20日

目指せ映画で100万語 Part4


こんにちは、新人/英語モンスターの澤田です。

朗読CDを使って映画の原書の聞き読みをするのが今週の目標だったので、弊社の本棚にたまたま朗読CDがあったNicholas Sparks原作のThe Notebook(邦題:きみに読む物語)を使ってやってみることにしました。しかし、ツタヤにDVDを借りに行ったところ、残念なことに英語字幕がなかったのです。今さら原書の聞き読みをする計画を変更するわけにもいかなかったので、しぶしぶDVDを借りました(悔)

先週「アバウト・ア・ボーイ」で聞き読みしようとしたところ、朗読CDの音声とテキストが違っていたと言いましたが、原因が判明しました。単にCDがabridged(簡約化されたもの)だったのです。聞き読みをする際には、unabridged(省略されていないもの)であることをしっかり確認する必要があります。「きみに読む物語」の朗読CDはunabridgedなので、この点に関しては問題ありませんでした。

名付けて「ダブル聞き読み」(DVDを英語字幕で見る→朗読CDを使って原書を聞き読みする)に挑戦する予定でしたが、「きみに読む物語」のDVDには英語字幕がついていないので、とりあえず原書の聞き読みからやってみることにしました。これが予想以上に大ヒットだったんです!


DVDを英語字幕で見ているときもそうですが、聞き読みをすると、CDが勝手に読んでくれるので、「遅れまい」と目で追っていくうちにどんどん進むんです。気がつくとCD1枚分を一気に聞き読みしていました。結局、日曜日だけでCD5枚のうち3枚分を読んでしまいました。総語数5万語ちょっとの小説なので、一日で3万語くらいは読んだことになります。(ヒマ人か!って?) 聞き読みパワー恐るべしです。CD1枚70分ちょっとあるので、日曜日に4時間近くも聞き読みに没頭できた自分の英語オタクぶりも我ながら恐るべしです(笑)

原書を読んでいる途中で、「映画はどんなものか」と思い、ちょっとDVDの方も見てみました。すると、原書に出てくる登場人物とは似ても似つかないような性格の男女が、原書には出てこないシーンで全く違うことをしているではありませんか! 「ヤベッ、間違って別の映画借りてきちゃったかな?」と、思わずDVDを出してタイトルを確認したほどです。映画用に脚色され過ぎていて、原書の面影がほとんどないのです。

結局、原書の方は朗読CDの助けがあったおかげで、2日間で一気に読み切ることができました。原書にしては、かなり平易な英語で書かれており、とても読みやすかったです。年老いてからもずっと妻を愛し続ける夫の姿から、「永遠の愛の形」みたいものを学んだ気になっています。映画の方は最後まで見ると、確かに原作をベースに作られていました。でも、これは映画を見てから、原書を読むとか、原書を読んでから、映画を見るとか、そういう類の作品ではないというのが率直な感想です。この作品に関しては、映画と原書は大まかな筋は同じでも、別物であると考えた方がよさそうです。どちらか一方だけなら楽しめるが、両方に手を出すと、他方(たいていは映画)に幻滅するという典型的なパターンに陥ること必至です。

でもこれは映画と原書を使った学習法では、必ずぶち当たる壁でもあります。そこで、原書を読んだ人の期待を裏切らないと言われている映画をリストアップすると、有益な情報になるのではないでしょうか。例えば、「チャーリーとチョコレート工場」なんかは原作と映画のイメージが比較的マッチすると言われているので、二つの媒体を組み合わせた学習には向いていると思われます。今後は映画と原書のマッチ度、両方をやることによる相乗効果の大小などに注目して、さまざまな作品の映画と原書を研究していきたいと考えています。

今週の語数
The Notebook(原書):52321

前回までの語数(274486)と合わせると、
326807語となり、とりあえず目標の30万語達成です!(パチパチ)

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2008年05月19日

「スパイ」で「スパイダー」番外編 
About a 'boy' in About a Boy(『アバウト・ア・ボーイ』の「ボーイ」について)

Spider-ManGoldfinger に続いて
「映画で英語学習」の編集部共通課題About a Boy (PGR 4) を読んでみました。
正直なところ、他にも読みたい本がたくさんあるので、
「かったるいなぁ」と思っていたのですが、
冒頭の文章を読んで目がクギヅケになってしまいました(@_@)

Will Freeman was thirty-six years old and he had never had a job in his life…

実は私、36歳になったばかりなんです。
しかも、20代の頃、「ニート」のはしりみたいなことをしばらくやっていたので、
「労働」とか「求人」とか「無職」とか「格差」とか「負け組」とか「ワーキングプア」とか、
とにかく「ジョブ」にかかわる言葉には非常に敏感に、過敏に、過剰に反応してしまうのです。
で、がぜん貪るように読み始めたわけです(主人公の Will がどのようにして生計を立てているかはすぐ後に書かれていて、若干、鼻白むわけですが……)。
物語は、イギリスにおける超就職氷河期世代がぶち当たる厳しい現実を描いている
わけではもちろんなく、12歳の少年と36歳の大人になりきれない未熟な大人である主人公を中心として、
彼らを取り巻く人たちも含めた「成長」がテーマです、たぶん。

英語に関して言うと、Intermediate の1700語レベルということで、
Goldfinger の1600語レベルとほぼ同じです。
でも、途中くらいまで読んで、
「なんか Goldfinger に比べて読みにくいな」と思い、
何気なく表紙の原作者名 Nick Hornby を眺めていたんですが、
ふと思い立ってretoldは誰がしてるんだろうとチェックしてみました。
すると、なーんと「Retold by Anne Collins」と書いてあるじゃあありませんか
(@_@;)
そうです。
前回、私が Goldfinger で絶賛しまくった、あの(どの?)Anne Collins さんです!

それにしても、とても同じ人が retold してるなんて思えません。
個人的な能力の問題で(というか頭が悪いので)うまく説明できませんが、
原作に対するアプローチの仕方がまったく異なっているんでしょうね。
その結果として、文体が違っているのだと思います。
Anne、あんたスゲーよ。

もうひとつ読んでいて気になったのは、私のキライな比較の構文が結構出てくることですね。
これはこの About a Boy にかぎらず、
Spider-Man でも Goldfinger でも感じたのですが、
特に意識して読んでいなくても、
「ああ、この本ではこの項目が取り上げられているんだな」
とか
「やたらと同じ表現が出てくるな」
という個所があります。
こういうのに出くわすと、いい意味でも悪い意味でも「GR はやっぱり GR なんだな」と思いますが、
そんなこんなも含めて、次回からはいよいよ DVD を使った体験をお送りする予定です。

投稿者 info@cosmopier : 16:09 | コメント (0) | トラックバック

2008年05月16日

トトロで学ぼう

080516.jpg
ねこバスを背景に抱き合う姉妹。
迷子になっていたメイを見つけ、Oh, Mai. と感激の声を上げるサツキ。
という場面なんですが日本語では何と言っていたか覚えているでしょうか?

正解は「ばかメイ」。
「ばか」とはいっても、愛情のこもった言い方なわけですね。
それをうまく表現するために Oh という言葉が選ばれたようです。

こんなふうに「となりのトトロ」で英語学習をしているわけですが、
セリフの日・英を対応させてみるとすごく興味深いということがわかってきました。
妹がお姉ちゃんのことを名前で呼んだり、
おばあちゃんが早口でベラベラしゃべったり。

さらに僕の場合はDVD以外では本などの素材がないということもあり、
自分なりの学習法を少し考えてみました。

英語音声で英語字幕を見る

日本語音声で英語字幕を見る

英語音声で日本語字幕を見る

これをローテーションでやってみるというのはどうでしょうか。
ちょっと異質な勉強法のような気もしますが、ものは試し。
自然な英語表現を身に付けられるか、
これからやってみたいと思います。
 

投稿者 info@cosmopier : 19:17 | コメント (1) | トラックバック

2008年05月14日

日本語字幕→代打・GR


この日替わりブログも今週で3週目になります(^o^)/(+o+)// (ToT)///
僕のつたない『レインマン』及び『アバウト・ア・ボーイ』の検証結果も、「all for one, one for all」精神で終わったころには何かの役に立っていればと願うばかりです。
さて。

1)字幕なしで観て、ぼんやりと全体のイメージをつかむ

2)GRを読み、ぼんやりとしていた意味をはっきりとさせていく(ここでは日本語はまだ我慢)

3)英語字幕で観て、GRになかったシーンと合わせてチェックしていく

4)日本語字幕で観て、答え合わせ
………………………………………………………………………………………………………
前回、『アバウト・ア・ボーイ』で上記の方法を実践すると書きましたが、じつは本作はかなり前に見たことがあるため、今回(1)の「字幕なしで観る」は省きました☻

GRはレインマンよりも読みやすく面白かったです。レインマンの方がレベルは1高い4(intermediate)なのに…。これは単に映画の好みの問題でしょう。
その後に英語字幕で観終わった頃には、映画をほぼ完全に理解できていてスッキリ! しました。いっぺん観たことがあるので当たり前といっちゃ当たり前かもしれませんが、GRを先に読んでおいたことはかなり大きかったと思います。最後の日本語字幕は会話の細かいニュアンスの確認程度で、むしろ要らないくらいでした。今回至った結論は、

\(゜ロ\)「日本語字幕で観るくらいならGRを読め!!」(/ロ゜)/

先週までGRを重視していなかった僕の中で、突如GRの株が急上昇した瞬間です。GRがある作品は限られていますが、GRは日本語字幕に取って代われると思います。今まで英語の学習目的に映画を見るときは、必ずどこかに日本語字幕を観る段階が必要だと思っていましたが、こうした「日本語はナシで英語だけ」というのも一つの学習方法としてアリだなぁと思いました。

注意点としては、映画を見て内容を知りすぎているとGRを読む魅力が薄れてしまうし、逆に映画を全く知らないと今度は内容理解が若干弱くなります。そこで、今回の僕のケースのように「ずっと前に見たことがある映画だけど、あまり覚えていない」というとき、その映画を思い出すきっかけとしてGR読書&映画鑑賞すると良いんじゃないかなと思います。

それにしても、ヒューは俳優としての自分のキャラクターをちゃんと分かってますね。どの出演作を見てもピッタリバッチリ役にハマってます。写真はそんなヒューの『アバウト・ア・ボーイ』での変顔シーンです。どのシーンか当ててみてください。決して今来日中のS・スタローンの顔マネをしているわけではありませんよ。


投稿者 info@cosmopier : 17:31 | コメント (0) | トラックバック

2008年05月13日

目指せ映画で100万語 Part3

こんにちは、新人/英語バカの澤田です。

先週までは「映画で100万語」モード全開で来ましたが、
今週はもうひとつ違う実験をしてみました。
名づけて「6段階学習法」です。
各2段階から成る3つのステップに分け、徐々に難易度が上がっていくようにしました。
これを共通課題となっている「アバウト・ア・ボーイ」でやってみました。

Step 1:GRへの橋渡し

1.映画を日本語字幕で見る

2.GRを読む

はじめの2段階は比較的取り組み易い、初級者向けの学習法です。

アバウト・ア・ボーイを日本語字幕で見ながら、耳はなるべく英語に集中するようにしました。ウィル(ヒュー・グラント)やマーカス(少年)のイメージ、物語の展開などが映像として鮮明に刻まれたところで、GRを読むと頭の中で情景を描き易くなり、確実に負担が減ります。初級者にとっては、映画を見ることがGRを読む良いきっかけとなるのではないでしょうか。この映画のGR (PGR4) はYLも4.0と高く、GRであることを感じさせない素晴らしい読み物でした。

Step 2:2段階リスニング

3.GRの音声を聞く

4.映画を字幕なしで見る

この2段階は中上級者向けの「音」に焦点を当てた学習法です。

GRを読み切った次の日からその朗読CDを聞いてみました。読んだばかりで記憶に新しいので、リスニングでも比較的に楽についていくことができました。ちなみに朗読スピードは140 wpmと、GRの音声としては速い方ですが、明瞭でとても聞き易かったです。
次に字幕なしで映画を見ることに挑戦してみました。GRと映画のセリフが往々にして酷似しているため、先に遅い音声(140 wpmなのでけっこう速いが)で聞くことによって、映画のナチュラルスピードの音声で聞いた時の理解度が高まる感じがしました。いきなり映画を字幕なしで見るのではなく、その前段階としてGRの朗読CDを先に聞いて耳慣らしをするというのは、なかなか合理的な方法かと思われます。

Step 3:ダブル聞き読み

5.映画を英語字幕で見る

6.原書を読む(朗読CDの勢いを借りて)

最後の2段階は上級・超上級向けの速読力を強化する学習法です。

まず映画を英語字幕で見ました。やっと、いつものルーティーンに戻ったという感じで、ホッとしました。英語字幕の聞き読みで速読のウォーミングアップをした後で、原書を読んでみたわけですが、今回はいつもと違って朗読CDを使った聞き読みに挑戦してみました。
朗読CDの勢いを借りれば、一気に読めるだろうと思ったのですが、予想外のアクシデントが! 原書の英文と音声の英文がかなり違っていて、聞き読みができないのです。
そこで、仕方なく作戦変更。原書を1チャプター読んでは、該当箇所の朗読CDを聞く、という方法を試してみました。これが意外に「災いを転じて福となす」効果をもたらしたのです。
1チャプター読んでは、聞く、時に聞いては、読む、と順番を変えつつリーディングとリスニングを交互にやると、メリハリがついて集中力が持続するんです。ずっと読み続けているのと比べて、適度に眼を休めることができるので、疲れにくいというメリットも。この発見は嬉しい収穫でした。
次回はちゃんと音声とテキストが一致するものを使って原書の聞き読みに再度チャレンジしたいと思います。

今週の語数
ABOUT A BOY(GR):21316
ABOUT A BOY(映画):11237
ABOUT A BOY(原書):106000 (2~3日後に読了予定)
計:138553

前回までの語数(135933)と合わせると、274486語なので、

目標の30万語まであと25514語!!!

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2008年05月12日

「スパイ」で「スパイダー」その2

Goldfinger: Macmillan Readers Intermediate (MMR5)

一方の Goldfinger はというと、
最初は通勤途中に朗読 CD を聞いて、それから本を読もうと思っていたのですが、
あいにく GW に入ってしまい、幸せなことにあいにく出社の予定がなくなったので、
「とりあえずCD聞いたところまで読むか」とパラパラ読み始めました。
これが自分でもビックリ\(◎o◎)/! 
スッゲーおもしろいのです。

Spider-Man を読んだ時は、
「もしかしたらアクション系の映画は GR に向かないんじゃないか」
とも思っていたのですが、あまりのおもしろさに思わず最後まで一気に読んでしまいました。
ちなみに Goldfinger は Macmillan Readers Intermediate (MMR5) で、1600語レベルです。

思うに、おもしろく感じた理由は、
まず Spider-Man と違って、この映画をちゃんと観たことがなかったというのが大きいでしょう。
また、本文も86ページあるので、多少ゆとりをもって物語の構成がされています。
ただ、最大の理由は retold をされた Anne Collins さんの力量なのではないかと思います。
もちろん、コミックが原作の Spider-Man と異なり、
Goldfinger には Ian Fleming の小説があるので、
Anne Collins さんは GR の制限(語彙やページ数)の範囲内で
うまく換骨奪胎することができたのでしょうが、
映画も原作も知らない私が GR だけ読んで楽しめたということは、
これはこれで独立した作品なのだという気がします。

ちなみに、この Anne Collins さんのインタビューが
『多聴多読マガジンvol.6』2008年冬号に掲載されていますので、
ぜひご興味のある方もない方もご覧になってみてください。
同じく Macmillan Readers から出ている The Princess Diaries も Anne さんの retold です。

で、あまりにも Goldfinger がおもしろかったので、
共通課題の About a Boy の次は MMR4 に入っている Casino Royale も読もうと思っているのですが、James Bond に指令を出すのは「M」と呼ばれる人物なんですよね。

どうしてもアルバイトの「M」が頭にチラついて、
何だか納得いかないというか
ひっかかるんです……

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「スパイ」で「スパイダー」その1

Spider-Man : Scholastic ELT Readers Level 1 (SCE 1)

遅ればせながら読みました。Spider-Man Goldfinger
まずは、Scholastic ELT Readers Level 1 (SCE 1) の Spider-Man から。
こちらは Elementary レベルで600 headwords で書かれています。
本文は26ページほどで、映画の写真もふんだんに使われていて、
あっという間に読み終えてしまいました。

ただですねえ……新人の「善」が『レインマン』のところで書いていましたが、
私もすでに映画を公開時(2002年)に観ていたので、
たんにシノプシスを読んでいるようで、ちょっと味気ないというか、物足りなかったかなあ、正直なところ。
でも、2時間の映画を600語の見出し語を使って26ページにまとめているのだから、
仕方ないと言えば仕方ないんですよね。
それでも、600語しか使ってないとは感じさせませんし、
物語に関連した New York や Thanksgiving についての Fact File が充実していて、楽しめます。
会話なんかも全然使えますよ。

何と言っても、装丁はカッコいいし、中身もカラフルで、「英語は苦手だけど、でもできるようになりたい」というミッション系の私立女子高校に通う17才くらいの女の子にはおススメかもしれません。
別に、男子高校生でもいいんですけど。
ちなみに、Spider-Man が手首のところから糸を「シュッ」と出すのは
"spider-webbing shot" と言うようです。

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2008年05月09日

トトロで歌おう

♪となりのトットロ トットーロー
というわけで、「となりのトトロ」の英語音声を使って映画英語学習をやっているわけですが、
今日は、おなじみの表現が英語ではどうなっているか、ちょこっとご紹介。

まずは始めのこの歌です。
 
♪あーるーこー あーるーこー が、
♪Hey let's go Hey let's go  に。
そして、♪わたっしはーげーんきー が、
♪I'm happy as can be と続いていきます。

では、これはどうでしょう。
 
そうです。メイちゃんの「とうもころし」なんです。
これはなんと、英語版ではあっさり corn になってます。
ちょっとがっかりですね。
でも corn なんて簡単な言葉を言い間違わせるのは難しかったんでしょう。

それから、やっぱり気になるあの歌です。
♪となりのトットロ トットーロー は、
♪And you'll be with Totoro Totoro となってます。
トトロのロは r の発音なので巻き舌にしてください。
 
こうして見てみると、よく知っている歌で英語学習というのもいいかもしれませんね。
 
   

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2008年05月08日

全面的に「フル・モンティ」

さて、先日ここで述べたとおり、私は、まず、GR の THE FULL MONTY を読んでストーリーがわかってから DVD を英語字幕で観たわけですが、本にはなかった興味深いことが、DVD にはいろいろとありました。

(1) なまりがきつい
ロンドンから北へ270kmほどにある工業都市シェフィールドが舞台です。
ザ・ブス・イズ・コミング(わかりますか?)のようなところもあって、
耳がなじむまでは、ちょっと手こずるかもしれません。

(2) 口語、スラングが多い
GR では Thank you. となっているところが、Ta (Thank you の意味のイギリス口語表現)となっていたり、bloody、fxxking もしばしば登場します。

(3) イギリスでも、fxxking を使うらしい
私は、単純にfxxking=アメリカ、bloody=イギリスと覚えていたのですが、主人公Gazはしばしば fxxking を使います。年嵩のGerald はもっぱら bloody を使っているので、比較的若い人にアメリカの影響が強いのかもしれません。もっとも、「フォッキン」と聞こえるのですが。

(4) GR では刺激の強いところをぼかしている
Guy は歌も踊りもできないのにオーディションに来て合格するのですが、その理由を、
GR では、best male body としているのに対して、DVD では露骨にxxxxが立派だということがわかるように演出されています。
また、男同士の「愛が芽生える瞬間」を、GR では「笑いあった」としてあります。

そんなこんなで、繰り返し観るたびに、細かい部分まで聞き取れるようになっていくのがおもしろいのですが、この、標準からかなりはずれた英語をシャドーイングなどして、自分のものにして「いい」のかどうか、微妙ですね。

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2008年05月07日

さよならレインマン(ToT)/~~~

洋ナシがさわやかですね。
イチゴの情熱ギラギラレッドよりもラ・フランスの癒し系さわやかグリーンの方が見ていて和むのは僕だけでしょうか?
多聴多読マガジン6月号は本日発売なので、この癒し系グリーンの表紙を書店さんで探してみてください(^_-)-☆

さて、軽い宣伝を終えたところで本題です。
水曜日と言えば先週に続いてレインマンですが、
やっぱり何でも「~ばっかり」はダメですね。

いい映画だとは思うのですが、目も耳も毛穴も「もうええやろう」と言っています。
本気でイヤになる前に、『レインマン』はしばらく寝かせておこうかと思います。

さんざん映画を観た後に、まずスクリーンプレイに手を伸ばしました。スクリーンプレイは英語字幕と違って一言一句正確なので、学習教材としてとても心強いツールです。そして映画を何度も観た後でセリフを見る(読む)と、その場面のセリフが頭の中でリプレイされるようになります。頭にしみついた音を頼りに、その場面を思い浮かべながら音読してみるとさらにしっかり頭に残ったと実感しています。

次にGR(Graded Readers)。
GRは付属の朗読CDと一緒に聞き読みを始めて、すぐに「GRから始めるべきだった」と感じました。
というのも、GRはその性質上シーンを大幅に削って大筋をたどっているだけなので、日本語字幕で映画を見た後だとすでに内容を知っているため、どうしてもGRを読む魅力は薄れてしまいます。ひらたく言えば、あまりGRを読む気にはなりませんでした。
あくまで個人的な感想ですが、GRを読むなら字幕なしか、英語字幕で観た後に読むべきだったかなぁと思います。つまり、ぼんやりとでも分からないなりに分かろうとしたうえで映画を観て、それからGRを読むわけです。

やはり映像のイメージは思っていた以上に強く、GRを最後に読むと、文字を追っていても映画のシーンが断片的に浮かんできました。
それはそれで良いのかもしれませんが、僕はせっかく本で読むなら場面をあれこれ想像しながら読みたいので、やっぱりGRを読むのは日本語字幕よりも前が良いかと思います。映画で英語を学習する場合、「楽しむ」という大前提からそれてしまうとなかなか続かないです。このあたりはやっぱり自分なりの方法を見つけるのが一番ですね。

ちょうど『アバウト・ア・ボーイ』が編集部員の共通課題になっているので、下記の手順はそちらで実践してみたいと思います。
…………………………………………………………………………………………
1)字幕なしで観て、ぼんやりと全体のイメージをつかむ

2)GRを読み、ぼんやりとしていた意味をはっきりとさせていく(ここでは日本語はまだ我慢)

3)英語字幕で観て、GRになかったシーンと合わせてチェックしていく

4)日本語字幕で観て、答え合わせ

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2008年05月06日

目指せ映画で100万語 Part2

こんにちは、新人/英語オタクの澤田です。

今週はGWをはさんだこともあって、映画を見たり、本を読む時間がたくさんありました、と言いたいところですが、家族サービスの合間に勉強時間を捻出するのはけっこう大変でした。

とりあえず、私の課題となっているE.T. を使って以下の手順でやってみました。

GR (PGR2) を読む

映画を英語字幕で見る

映画のノベライズ(小説化したもの)を読む
080506.jpg

GRが6700語、映画がなんとたったの4477語、ノベライズが20214語だったので、E.T.だけで、31391語稼いだことになります。映画は平均的なものの半分くらいしか語数がありませんが、確かに見ていてセリフが少なかったです。セリフが少ないことを考慮すると、E.T. は英語の学習用に適した映画なのか、いささか疑問に思いましたが、やはり映画としては素晴らしい作品ですね。GR は省略し過ぎていて多少わかりにくいところがあったので、それを映画で確認し、映画のセリフが少なくて欲求不満になったところを、ノベライズで解消するといったところでしょうか。

ノベライズはなかなか読みごたえもあり、映画にかなり忠実に書かれているので、映画を見て→ノベライズを読む、というやり方は非常に高い学習効果を生むと思われます。実際、セリフの部分はまったく同じ言葉が使われていたりするので、ノベライズを読むことで、映画の「復習」をすることができますし、映画で見たE.T. やその他の登場人物の顔を鮮明にイメージしながら読むというのは新しい体験でした。

今週はさらに、

ザ・ファーム/法律事務所 The Firm 11467語
秘密の花園 Secret Garden 5075語
のDVDを英語字幕で見ました。

「ザ・ファーム」は時間も2時間半と長く、語数も多めですが、英語がけっこう難しめなので、上級者向けの映画と言えそうです。若き日のトム・クルーズの魅力がたっぷりなので、女性ファンにはおススメです。この後は、GR (PGR5) を読んでみようと思いますが、原作までは手が回らなさそうです。

一方、「秘密の花園」はE.T. 並みに語数が少ないのですが、時間も1時間40分と短いので、セリフが少ないという感じはしませんし、スラングがほとんどなく、セリフもはっきりとしているので、英語はもっとも易しい部類に入ると思います。しかも、実際に言われているセリフと英語字幕がかなり忠実なので、「聞き読み」には最適です。イギリス英語が耳に心地よい作品でした。この後は、GRが何冊か出ているので、その読み比べでもしてみようかと思います。

今週の語数
E.T.(GR):6700
E.T.(映画):4477
E.T.(ノベライズ):20214
The Firm(映画):11467
Secret Garden(映画):5075
計:47933

前回までの語数(88000)と合わせると、135933語なので、

30万語まであと164067語!!!


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2008年05月02日

トトロと日本人


どうも、コスモピアのウェントワース・ミラーことアルバイトMです。

映画英語学習の課題「となりのトトロ」を入手しました。
普通にビデオ屋さん等で手に入るDVDなんですが、
英語の音声も収録されているので、それを使って学習スタートです。

テレビで何回も放送している超名作のこの「トトロ」、日本人なら遺伝子レベルで細胞にしみ込んでいるといっても差し支えのない映画なので、英語でも意味はよくわかります。
英語音声もよくできていて、わりと聞き取りやすいと思います。
しかも、あのテーマ曲まできっちり英語になってました。これは感動ものですよ。
いきなり英語音声で楽しめるという点で、トトロは学習素材としておすすめできます。

肝心の英語学習については、まだ学習といえるところまではいってません。
これをどう活かすか、これから考えて実践していくつもりです。

それから最近は映画の話題ばかりですが、これは8月号の特集でして、
その前に「多聴多読マガジン6月号」が出ます。

発売日は連休明けの5月7日です。よろしくお願いします。
 

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2008年05月01日

「フル・モンティ」漬け(予告編)

「映画で英語」、みんな着々と実践しているなぁ。

私の担当は、「フル・モンティ」。別に男性ストリップが好きなわけではなく、女性……(以下自粛)。

さて、私は、DVDを見るよりも先に、まずPGR(Penguin Graded Reader)を読むところから始めています。実は、GRを読むのは初体験なのですが、むずかしい単語や語句もほとんどなく、すいすい読めて気分がよいですね。これは癖になるかも。

とかなんとか言いつつ、善くんが「レインマン」漬けになっているように、今度の連休には、私が「フル・モンティ」漬けになっている予定です。


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2008年04月30日

24h/7days レインマン

半ば手探りで始まった感のある「映画英語学習実験」。
第4弾は『レインマン』です(T_T)

まだ始めたばかりで効果は実感できませんが、とりあえず今週の日曜日から3日間連続で『レインマン』を観ています。字幕は一回目だけ日本語字幕で観て、以降は字幕なしです。
めざましテレビの代わりにレインマン(@_@;) News23の代わりにレインマン(@_@)
画面を見れば5回に3回くらいはチャーリー(トム・クルーズ)がレイモンド(ダスティン・ホフマン)にいら立っています。どちらかといえば、観るというより流しているというほうが近いかもしれません。
今日も帰宅したらまずレインマンです\(◎o◎)/! 理解しているかは別として(そこが重要なんですけど)、僕はいま世界で最も『レインマン』を見ている人間だと自負しています。

そんなことをして意味があるのか、うんざりしないのかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、僕がもともと個人的に英語が好きなためか今のところさほど苦になっていません。
むしろこのまま続けていれば、Mが25日のブログで書いているように、トムやダスティンに親近感すらわいてくるような気もします。

この作品では、ダスティン・ホフマンの英語は役柄もあって早口ですが、トム・クルーズの英語は音の崩れが少なく、比較的聞きやすいほうだと思います。作品全体を通してみても専門用語は出てこないため、手始めにはおすすめです。

映画を英語学習に使うための第一歩は、とにかく耳を慣らすことではないでしょうか。
本格的な内容の理解はその後の段階に置いておきます。

素材を選ぶときの前提として、自分が好きな映画を選ぶと良いと思います。そして、個人的には『ミッショインポッシブル』のような見せ場の多い作品よりも、この『レインマン』のような淡々とした映画のほうが専門用語も難解な単語も少なく、飽きがこない気がします。
色で白や黒などが無難で飽きないのと同じようなものかもしれません。

何だかまとまりのないレポートになってしまいましたが、今回はこのへんで。
次週は毎日レインマンを観続けている経過にくわえて、GRやスクリーンプレイと並行するとどうかにも触れてみたいと思います。

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2008年04月29日

目指せ映画で100万語

こんにちは、新人の澤田です。

映画を使った英語学習第3弾目と言いたいところですが、実は5月末くらい(?)まで曜日ごとにブログを書く編集部員が決まっているのです。というわけで、毎週火曜日にブログを書くのは私ということになります。

私の人体実験(?)の目標は、ずばり「映画で100万語」です。読んだGRや原書の語数だけでなく、映画のDVDを英語字幕で見て、その語数を多読と同じ要領で記録していこうと思っています。ここで問題となるのが、「字幕の語数をどうやって調べるのか」ということです。そこで、我が編集部では「あること」をして、厳選した映画50~60本の英語字幕の語数を割り出しています。

最初はDVDの英語字幕だけで100万語を目指そうかとも考えましたが、今はGRや原書の語数も含めて100万語読むことを目指しつつ、映画のDVDだけでどれだけいけるのか、ということも同時に追求していこうという心構えでおります。この学習実験ブログの期間がおそらく今から1か月間くらいなので、ここでは目標を「100万語」ではなく「30万語」くらいに設定しておこうかと思います。

では、今日(4/28)までの学習状況を報告したいと思います。まず、たまたま多読のために最近読み終えた「ハリー・ポッターと賢者の石」のDVDを英語字幕で見てみることにしました。原書を読んだ後に映画を見ると、今まで顔のなかった登場人物のイメージが鮮明になったり、読み方がわからなかった人名や地名などの発音を確認できるというメリットがあることに気付きました。それから、映画のためにアレンジされた、原書にはないシーンを発見したり、原書とは微妙に異なるセリフや展開など、映画と原書の違いを見るのもおもしろい体験でした。もちろん両方で共通して使われているセリフや、原書とピッタリ合うシーンなど、類似点も多々あるので、ひとつの作品を「読んで」「見て」「聞く」ことによって、より理解や記憶が深まり、学習的な相乗効果も期待できると思われます。

また、英語字幕を映画の音声に遅れることなく読むためには、かなりの速読力を要求されるので、半ば強制的にwpm (words per minute) を上げるためのトレーニングにもなります。実のところ、私はこの4~5年間くらいは英語字幕でしか映画や海外ドラマを見ておらず、DVDの聞き読みが速読力の向上につながったことを自分でも経験しています。
と言っても、実際は英語字幕についていけなくなることも多々あるので、そういうときはためらわず「一時停止」や「巻き戻し」をして、ストレスにならないようにしています。

このように、私は映画の「多読」(DVDの英語字幕、GR、原書)に焦点を当ててやっていこうと思っておりますので、ぜひ楽しみにしていて下さい。

今日までの語数
Harry Potter and the Philosopher’s Stone(原書): 77000
Harry Potter and the Philosopher’s Stone(映画): 11000(おおよその英語字幕の語数)

計:88000

30万語まであと212000語!!!

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2008年04月28日

スパイダー・ボンド?

コスモピア編集部が総力を挙げてお送りする「映画英語学習実験」企画第2弾は、
新しく入ってきた「新人」たちに対して社長から「旧人類」と呼ばれている私、Iがお届けします。
といっても、私も入社して1年半も経っていないのですが……。
まあ、年齢では「旧人類」に入れられても仕方ありませんが……。

すでに社員以上に優秀なアルバイトのMが、
トップバッターであるにもかかわらず
完璧な自らの学習体験を空気も読まずに書いているので、
もうあれで実験は「あがり」でいいんじゃないかとも思うのですが(ハードル上げるんじゃないっつうの)、
私が選んだ課題は『スパイダーマン』と『007/ゴールドフィンガー』です。

なんでこんなに前書きが長いのかというと、
だいたいご察しはつくと思いますが、
そうです、何もやっていないんです、まだ。
で、とりあえず、どんなことをしようかと考えているわけですが、
『スパイダーマン』はスカラスティックさんからCD付きのGR(Graded Readers)が、
『007』はマクミランさんからCD付きのGRが出ているので、
まずはこのCDを通勤のときにでも聞こうかなと思います。
『007』の方はCD3枚組です。
これがハマると私は蜘蛛男かスパイに完全になりきっているわけで、
同じ沿線に住んでいる方は不審者だと思って駅員に突き出したりしないでください。
仕事熱心なだけなんですから。

また、次号の『多聴多読マガジン』では「なりきりシャドーイング」を担当することになっているので、
『スパイダーマン』のときはあのコスチュームで、
『007』はタキシードを着て臨む所存であります。
結局、終わってみて身に付いたのは
手首のところから糸を出すまねと
My name is Bond, James Bond.
だけ、ということにならないように真剣にやりたいと思いますので、
乞うご期待。

投稿者 info@cosmopier : 10:33 | コメント (0) | トラックバック

2008年04月25日

ノッティングヒルで多聴

アルバイトのMです☆
映画を使った英語学習実験の第一弾として、一番下っ端の僕からレポートを始めます。

僕の課題は「となりのトトロ」の英語版です。が、DVDがまだ届いてません!
なのでレポートもできません! と言いたいところですが、実は今から5、6年ほど前に、映画を使った英語学習をやったことがあるんです。ですので、今日は記憶をたどりつつ、そのことをお話します。

使った映画は「ノッティングヒルの恋人」です♡
選択理由はヒュー・グラントが好きで、イギリス英語に興味があったから。
学習方法については、大ざっぱな流れでいきますと、
 
1.普通に映画を見る(日本語字幕)

2.シナリオ対訳本を使って、いくつかに区切った場面ごとにセリフを聞きながら確かめる(画面は見ない)
↓   
3.もう一度、全編を通して見る(字幕なし)

4.映画の音声だけをMD(当時はMDしか持ってなかったので)に入れ、セリフのない部分をカットしてできるだけコンパクトな自分だけのリスニング素材を作る

5.MDを聞く(ひたすら聞く、掃除をしながらも聞く、カレーをかき混ぜているときも聞く)
↓    
6.たまに映画を見直す

5と6を繰り返す

という感じで、僕の場合は特にリスニング素材として使ってましたね
合計すると30回通りは聞いたと思います。

成果は上がったのか、ということについてですが、
ノッティングヒルに関していえば、マスターしたなあという感じになりました。
つまり、この場面でこのセリフがくる、ここであの曲が始まる、というふうに手に取るようにわかるんですね。さらに、主演のヒュー・グラントの声について言わせてもらいますと、かなりの仲良しになりました。銀幕のスタアなのに昔からの友達のように、映画の中のセリフなのに自分が話しかけられているかのように、という具合でした。

全体的には、やっぱりリスニング力には効いたと思います。
ただ、今回の編集部による学習実験では、GRや原作本なんかも使っていく予定ですから、どんなふうに進んでいくのか楽しみですね。みなさん優秀な編集者ですから、きっと面白いレポートをしてくれると思います。ご期待ください!

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2008年04月24日

8月号の特集は「映画」!

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現在、編集部では7月5日発売の『多聴多読マガジン 8月号』の制作が始まっています。8月号の目玉となるのが、特集の「映画で英語力パワーアップ!」。
映画とGraded Readersを組み合わせた学習法やDVD+αおすすめ作品リストなど、
「多聴多読マガジン」ならではの切り口で、映画を学習に取り入れる秘訣を紹介する予定です。

写真は、特集用の資料として届けられたDVDやGRの数々。
これらを使って、実際に編集部員がいろいろな学習法を体験し、
記事を執筆する先生方と話し合いながら誌面を構成していくのです。
というわけで、明日から編集部員たちが、
日替わりでその研究(?)の模様をレポートします。
お楽しみに!

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