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30physics paper.(彼女は物理学において画期的な論文を書いた)のa storyやa paperは作品の例だとみなすことができます。●可算形でも数えることに関心がない対象このように、個体、種類、単位、出来事(行為)、作....

30physics paper.(彼女は物理学において画期的な論文を書いた)のa storyやa paperは作品の例だとみなすことができます。●可算形でも数えることに関心がない対象このように、個体、種類、単位、出来事(行為)、作品として単一化する場合は可算形の「a+名詞」で表現します。しかし、可算形で表現できるからといって、そのすべてが数を数えることができる対象を表す名詞であるというわけではありません。個体と作品は、数に関心がいきやすい対象です。しかし、種類と単位については状況が異なります。例えば、There was a long silence during the meeting.(会議中に長い沈黙が一度あった)という言い方をしますが、この「単位化した沈黙」もseven silencesやtwelve silencesといった具合に具体的に数への関心が表現されるわけではありません。同様に「出来事として単一化」する場合、I had an accident.のan accidentは I have had ten accidents in the past. のように、数に関心を置くことができますが、take a look のa lookをtake six looksとは普通いわないでしょう。単一化の根拠となる対象のとらえ方によって可算性への関心(数に関心が向くかどうか)が異なるということです。不可算名詞[物質名詞と抽象名詞]§ 3可算形の 「a+名詞」や「名詞の複数形」は、a dog (dogs)、a cake (cakes)、a car (cars)、a story (stories)など個体として数えられる対象に典型的に用いられます。一方、「0+名詞」の不可算形はいわゆる物質名や抽象名に典型的に用いられます(なお、ここでは物質名を表す名詞を「物質名詞」、抽象名を表す名詞を「抽象名詞」と呼びます)。物質名詞と抽象名詞には以下が含まれます。● 「物質名詞」の例air 空気、beef ビーフ、bread パン、calcium カルシウム、cloth 布、coffee コーヒー、concrete コンクリート、cotton 綿、 glass ガラス、gold 金、hair 髪の毛、ice 氷、iron 鉄、milk 牛乳、money お金、noise 騒音、paper 紙、salt 塩、sand 砂、wood 材木● 「抽象名詞」の例anger 怒り、beauty 美、bravery 勇敢さ、courage 勇気、culture 文化、education 教育、faith 誠実、feeling 感情、hate 憎しみ、honesty 正直さ、information 情報、justice 正義、knowledge 知識、logic 論理、love 愛、 misery 惨めさ、pain 痛み、peace 平和、pride 誇り、success 成功、sympathy 同情、thought 思想、trouble 問題、trust 信頼強い傾向性として物質名や抽象的な概念は不可算形で表現します。物質の場合は、数より量を問題にするからです。water(水)は1滴でもバケツ1杯でも物質としての水に変わりません。ですから「水」はwaterと不可算形で表現します。一