罪と悪の聖書2

罪と悪の聖書2 page 10/30

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16世界のはじまりGene s i s聖書を開くと最初に登場するのが『旧約聖書』の「創世記」です。キリスト教徒やユダヤ教徒にとって「創世記」とは、わたしたちが住むこの世界の創造を表すものであり、すべてのもののはじ....

16世界のはじまりGene s i s聖書を開くと最初に登場するのが『旧約聖書』の「創世記」です。キリスト教徒やユダヤ教徒にとって「創世記」とは、わたしたちが住むこの世界の創造を表すものであり、すべてのもののはじまりを意味します。その冒頭は次のような言葉ではじまっています。In the beginning, when God created the universe,the earth was formless and desolate. The raging oceanthat covered everything was engulfed in total darkness,and the Spirit of God was moving over the water.(Genesis1:1-2)初めに、神は天地を創造された。地は混沌であって闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。(創世記1:1-2)これは万物の「創造主」(Creator)である神による「天地創造」(Creation)の最初の場面を描いたもので、日本の『古事記』や『日本書紀』における「天てんちかいびゃく地開闢」と同様のものと言えます。「創世記」は英語でGenesis と言います。genesis はもともと「起源」や「発生」といった意味ですが、大文字のG ではじまる場合は通常「創世記」のことを指します。genesis という単語は、“... owesits genesis ...”(~に由来する、~に起源をもつ)などのかたちで日常生活の中でも頻繁に使われます。