best500 page 19/32

このページは best500 の電子ブックに掲載されている19ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要：
95Ender’s Game（Ender #1）Orson Scott Card・ペーパーバック：352 ページ・出版社：Tor Science Fiction・出版年：1994（初版1985）・難易度：★★★☆☆・適正年齢：PG 10（小学校高学年以上）・キーワード：宇....

95Ender’s Game（Ender #1）Orson Scott Card・ペーパーバック：352 ページ・出版社：Tor Science Fiction・出版年：1994（初版1985）・難易度：★★★☆☆・適正年齢：PG 10（小学校高学年以上）・キーワード：宇宙戦争／ヒューマニティ『エンダーのゲーム』オースン・スコット・カード（著）、野口幸夫（訳）、ハヤカワ文庫（絶版）異星人Formics からの2 度にわたる侵略をなんとか防いだ地球は、将来の戦争に備えるために世界中から最も優れた才能を持つ子どもたちを集め、司令官の養成に取り組んでいた。Peter、Valentine、Ender（実際の名前はAndrew）の天才的な3 兄妹のうち、選ばれたのは末っ子のEnder だった。Ender は学校で優れた戦闘能力とリーダーシップを発揮するが、それゆえに孤独と闘うことになる。本を読んでいる最中は天才児の孤独な奮闘にのめりこむだろうが、読後はヒューマニティについて深く考えさせられる。本書はSF 小説のモダンクラシックとみなされており、出版から30 年近く経ってファン待望の映画化もされた。ネビュラ賞、ヒューゴー賞受賞作。Ender シリーズの続編のうち、第2 作のSpeaker for the Dead と第3 作のXenocide は、どちらも高校生以上向けでやや難しめだが、おすすめ。もっと読みたい人には……Do Androids Dream of Electric Sheep?Philip K. Dick・ペーパーバック：256 ページ・出版社：Del Rey・出版年：1996（初版1968）・難易度：★★★☆☆・適正年齢：PG15（高校生以上）・キーワード：ディストピア／アンドロイド／モダンクラシック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』フィリップ・K・ディック（著）、浅倉久志（訳）、ハヤカワ文庫核兵器の放射能で多くの生物が死滅した地球からほとんどの人類は地球外のコロニーへ移住していた。残った人々にとっての最も贅沢品は本物の動物だったが、多くの者は人工の動物で我慢している。アンドロイドは地球での使用を認められておらず、Rick Deckard は人間のふりをして暮らしている彼らを探してリタイアさせる（＝殺す）賞金稼ぎだった。彼は、お金を貯めて本物の動物を買うことを夢みている。アンドロイドを語ることによって人間性を語る作品であり、SF ジャンルのモダンクラシックである。会話が多い平易な文章。ネビュラ賞候補作。SF 映画の名作『ブレードランナー』の原作。名作が多く、カリスマ的な人気を誇る著者だが、中でもThe Man in the High Castle、AScanner Darkly、Ubik、The Three Stigmata of Palmer Eldritch などがおすすめ。もっと読みたい人には……文芸ミステリＳＦ・ファンタジー・ホラーラブロマンス児童書ＹＡ ノンフィクションビジネス・実用サイエンス