多読ブックガイド4試読

多読ブックガイド4試読 page 9/18

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19合には、スタートレベルを下げましょう。Foundations Reading LibraryLevel 1 や、Building Blocks Library Level 4 から始めるか、思い切って、Oxford Reading TreeシリーズのStage 3 程度から始めるのがお薦めで....

19合には、スタートレベルを下げましょう。Foundations Reading LibraryLevel 1 や、Building Blocks Library Level 4 から始めるか、思い切って、Oxford Reading TreeシリーズのStage 3 程度から始めるのがお薦めです。 このレベルのLeveled Readers には、多読入門期の教材として評判の高いOxford Reading Tree キッパーシリーズ(ORT、YL 0.0-1.4)のほか、I Can Read! (ICR、YL0.2-2.0)、Penguin/Puffin Young Readers(PGY、YL0.4-2.0)、Ready-to-Read(RTR、YL0.2-2.0)、ScholasticReaders(SCR、YL0.1-3.0)、Step into Reading(SIR、YL0.2-3.0)などが、アメリカの出版社から出ています。Leveled Readers は、やさしい表現ながら、英語らしい表現も多く、また、幼児向けなので、ほのぼのとする話ばかりです。Graded Readers と並行して、Leveled Readersも読むと、基本語にたくさん触れるだけでなく、心がリラックスする効果もあります。多読授業開始時に適した図書 ORT(Oxford Reading Tree)とFRL(Foundations ReadingLibrary)をうまく活用してください。小学校高学年や中学1年から多読を導入するには、ORT が最適です。高校・大学での多読の導入には、ORT・FRL の併用が最適です。ORTと同レベルのLRとしては、OPX(ORTProject X)やLLL(Longman Literacy Land)があり、FRL と同程度のレベルのGRとして、BBL(Building Blocks Library)があり、この5シリーズは、主要登場人物がシリーズ全体で共通なので、多読授業の初期に特に適しています。中学校以上の多読では、GRを中心に多読をさせることが多いですが、LRやCurious George やMr. Putter and Tabby などの絵本シリーズも併用するとメリハリのある多読指導が可能です。「疲れずに読む」ことの重要性 SSS の多読では、疲れずに読むことが非常に重要です。読み切ることができても、次の本を読むまえに休みたくなる場合には、翻訳しながら読んでいる可能性が高いです。読むレベルを下げて、あるいは読む精度を下げて、スピーディに気楽に読書を楽しむようにしてください。