大学生のためのTOEICテスト入門

大学生のためのTOEICテスト入門 page 5/30

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5安河内先生オススメ 大学生のTOEIC テスト活用術日本の大学入試で試されるのは主にリーディングと単語力と文法力です。でも、リスニング・リーディング・スピーキング・ライティングの4 技能こそ英語力であって、....

5安河内先生オススメ 大学生のTOEIC テスト活用術日本の大学入試で試されるのは主にリーディングと単語力と文法力です。でも、リスニング・リーディング・スピーキング・ライティングの4 技能こそ英語力であって、単語力や文法力はあくまでも4 技能のための前提に過ぎません。そこで、4 技能をバランスよく勉強するためには、認知度も高く、受験者も多いTOEIC テストを利用するのがよいでしょう。TOEIC テストとはどういうテストかをひとことで言うと、世界でビジネスをする能力を試すテストです。ビジネスで使用される語彙、文章などがたくさん出てきて、テストの勉強でありながら、ビジネスで日常的に使う極めて実用的な英語を学ぶことができるという点がTOEICテストが評価されている理由だと思います。大学生になったら、もっとグローバルに、世界で役立つ英語を勉強しなくてはいけません。TOEIC テストのさらによいところは、少し前までは990 点満点のリスニングとリーディングのテスト(LR)だけでしたが、今では200 点+200 点のスピーキングとライティング(SW)のテストが加わったので満点もLR + SW の1390 点となり、4 技能全部試せるようになったことです。* TOEIC はL/R/S/W 全部合わせて完結するということを、ぜひ知ってもらいたいと思います。加えて、これから日本でもスピーキングテストが重視される時代に入っていくということを大学生のみなさんに言っておかなくてはなりません。企業が一番欲しいのは英語を話せる人材ですから、話すテストで点数を取った人が一番エライというわけです。TOEIC のスピーキングテストは、聞けないとできない、ある程度読めないとできない仕組みになっています。話せる人は書く能力も高いので、スピーキングテストの点が高ければ全部の領域がすぐれているということにもなります。その意味でスピーキングテストはTOEIC の頂点と言っていいでしょう。最終的にはスピーキングテストの高得点をめざして、LR テスト、大学生のみんな、TOEICR テストで世界に役立つグローバルな英語を身につけよう!安河内哲也先生からの白熱メッセージ!TOEIC で4 技能をバランスよくスピーキング重視の時代へ安河内 哲也(TOEIC テストLR + SW1390 点満点)1967 年、福岡県生まれ。上智大学外国語学部英語学科卒。東進ハイスクール、東進ビジネススクール講師として、受験生から企業人まで、多くの人に英語を教えている。著書は100冊を超え、韓国・台湾・中国・タイなどでも多数翻訳され出版されている。株式会社ティーシーシー取締役、言語文化舎代表。最近では『霊感少女リサ』(東進ブックス)など多読用のノベルを中心に執筆している。*TOEIC テストについてはp.12-13 およびp.18 参照