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4 5はじめにんてないし、やっぱ無理かな?? 母語の力は、外国語(英語)学習の土台です。実は新たにことばを学ぶ才能(適性)なんて、実はそれほど高度なものではありません。必要なのは、はじめて聞いた単語の発音を、その意味がわからなくても、いったんそのまま覚えて繰り返す能力です。(11) やっぱり留学しかないのでは。そのための時間も金も私にはありません。? 留学が絶対必要だというわけではありません。留学も、既存の知識を使えるようにする効果はあっても、先にある程度の語彙、文法の知識がないと、あまり効果は期待できません。それより、国内にいても留学と同様のインプット環境はつくれます。それが多聴・多読です。(12) いきなりコミュニケーションしようとしても無理でしょ。やっぱり日本人には、語彙と文法を覚えて、和訳をしながら英語学習をするのが一番。? 確かに語彙と文法の知識は英語の基礎力として大事です。でもコミュニケーションにつながる語彙力、文法力は少し別物です。どのような語彙力が、文法力が基礎になるのか、考えてみましょう。 本書は、どうすれば以上のような不安・疑問を解消し、英語習得を成功に導けるか、そのポイントを最新の知見(第二言語習得研究の成果)をふまえて、12 のポイントにまとめました。本書を読めば英語習得のポイントが手に取るようにわかる、あるいはそこまでいかなくても、わかるためのヒントが得られると考えます。 みなさんがこういったヒントを参考に、グローバル時代の英語力、仕事力、ひいては行動力を身につけていただければ、著者としてとてもうれしい限りです。2014 年11 月門田修平頭が英語脳でないから、耳が英語耳でないから、なかなか英語が頭に入ってこない。? 英語を聞くのに特別な脳や耳は必要ありません。ふだん母語(日本語)で使っているのと同じ脳や耳を使えばそれでパーフェクトです。余分な心配は不要です。キャッチフレーズに惑わされないようにしましょう。(7) 単語も結構知っているし、文法も一生懸命勉強したのに、すぐに口から英語が出てきません。これじゃ何の役にも立ちません。? これまでの学習で得たのは、英語を「知っている」という状態。これで終わっていたら英語で話をするのはムリ。いっぱい聞いて使って、反復して……そうするとあーら不思議、自然に口をついて英語が出てきます。(8) 英語って、文字を目で見たらわかるのに、発音を聞いたら、もうちんぷんかんぷん。話せたらいいけど、やっぱり、私は読むことしかできません。?“chocolate”“pineapple”って音節はいくつありますか?「チ・ョ・コ・レ・ー・ト」「パ・イ・ナ・ッ・プ・ル」で6 拍、歩いたら6 歩になる? いいえ、英語ではともに3 音節(3 歩)です。新出単語を書いて覚えるときに、日本語式の発音でなく、英語の発音で気をつけて復唱しましょう。これから覚える単語の発音をきちんとすること、これがポイントです。(9) 大人になると子どものように頭が柔らかくない、だから外国語(英語)なんて無理じゃないの?? 子どもは確かにことばを学ぶ上でのお手本です。でも大人にはもっと大切な経験や、さまざまな知識があります。これらを活用しながら、その上で参考になる点を見つけましょう。そうすると、ことばの習得の大枠(方向性)が見えてきます。(10) 英語って日本語と正反対のことばだし、自分には語学の才能な