こんなとき、英語ではこう言います

こんなとき、英語ではこう言います page 13/24

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13この本のテーマ選択の余地はないのです。「ウソ」という語は、残念ながら選択肢に入っていないからです。さて、これでひとつ私たちは学ぶことができました。欧米では「ウソ」は文字通り「ウソ」の意味であり、いら....

13この本のテーマ選択の余地はないのです。「ウソ」という語は、残念ながら選択肢に入っていないからです。さて、これでひとつ私たちは学ぶことができました。欧米では「ウソ」は文字通り「ウソ」の意味であり、いらだちを表すのに使われることはないのです。子どもはこのようにして言葉を覚えます。私たちは文法を研究することによってではなく、状況をよく吟味し、文化的背景に基づいて結論を出すことによって、上記のことを学んだのです。もちろん、これはほんの小さなことにすぎません。けれども小さな知識を積み重ねることによって、私たちは膨大なデータベースを自分の頭の中に蓄え、その言語での日常会話ができるようになるのです。本書では、日常生活ではなかなか経験しきれないさまざまな状況を通して、英語がどのように使われているかを、年少の読者でも理解し、身につけることができるように配慮しました。日本語のキーワードは、① 日常生活でよく使われる表現であること② 英語に訳しにくいことを基準として厳選しました。そしてキーワードごとに、使われ方の異なるいくつかの状況を提示するとともに、同じ状況で欧米人が使うと思われる語やフレーズをあげています。本書の主人公は、トニーとマリコという日本に住む若い夫婦です。したがってすべての状況のシナリオは、日本の日常生活に基づいています。けれども、日本以外の国では同じ状況がありえないという意味ではありません。