こんなとき、英語ではこう言います

こんなとき、英語ではこう言います page 2/24

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日本語と英語では、文化的背景によって選ばれる語やフレーズがどのように違ってくるのか? この問題と取り組むさらなる機会を与えられたことを、たいへんうれしく思います。本書はもともと『この日本語、英語ではこ....

日本語と英語では、文化的背景によって選ばれる語やフレーズがどのように違ってくるのか? この問題と取り組むさらなる機会を与えられたことを、たいへんうれしく思います。本書はもともと『この日本語、英語ではこう言うの。』というタイトルで2005 年に出版されましたが、改訂新版が出版されるにあたり、タイトルを改め、加筆訂正をいたしました。「外国語に習熟していること」と「外国語を流暢に話せること」――この差を決定づけるもののひとつに、語の選び方があります。母国語で使う語やフレーズの意味を、そのまま外国語に置き換えるだけでは十分とは言えません。その言語の文化的・社会的背景に基づいて、ネイティブスピーカーなら同じ状況でどのように言うだろうかと考えながら、語やフレーズを選ぶ必要があるのです。外国語に習熟すれば、流暢に話せるようになりたいと思うのは当然でしょう。しかし、そのためにはまず、語の使い方の先入観を捨て、ネイティブスピーカーがさまざまな状況でどのようなアプローチをするのか、彼らのメンタリティに注目する必要があります。残念ながら、それに役立つ手段はごくわずかしかありません。もちろん辞書は外国語を学ぶうえで非常に大切ですが、そこに載っているのは、母国語の日常会話のアプローチに基づいた直訳でしかありません。ネイティブスピーカーがどのような語を使うかを2はじめに