英米リーダーの英語 試読

英米リーダーの英語 試読 page 19/22

電子ブックを開く

このページは 英米リーダーの英語 試読 の電子ブックに掲載されている19ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
121スピーチの背景 スイスのダボスで2013 年1 月に行われた世界経済フォーラムでのパネルディスカッション“Women in Economic Decision-making”(経済的な意思決定をする際の女性の役割)における発言。今をとき....

121スピーチの背景 スイスのダボスで2013 年1 月に行われた世界経済フォーラムでのパネルディスカッション“Women in Economic Decision-making”(経済的な意思決定をする際の女性の役割)における発言。今をときめくカリスマ女性COO(最高執行責任者)が、女性の地位は現在でも低く、ジェンダーによるステレオタイプに支配され、女性に対する社会での扱いが異なると発言したことで大きな反響を呼びました。 サンドバーグは以前、女性は会議場のメインテーブルではなく後ろに並べられた椅子に座る傾向があることや、男性を立てる女性のほうが好感度が高いという意識を女性自身がもっていることが女性のキャリアアップにブレーキをかけてしまっていると指摘したことから、女性を攻撃していると受け止められることもありました。 このパネルディスカッションでは、女性自身の意欲がなければ男性中心の社会の構図を崩すことはできないと女性に奮起を促し、ジェンダーにまつわるステレオタイプに目を向けさせる内容となっています。シェリル・サンドバーグFacebook COO 1969 年、ワシントン州生まれ。ハーバード大学、ハーバード・ビジネススクールでどちらも最優等の成績を収め経営学修士号(MBA)取得。 世界銀行、マッキンレーでの勤務を経て、クリントン政権では財務省主席補佐官に就任。その後、Google で副社長を務めた後、2008 年からFacebook最高執行責任者(COO)、12年には取締役に就任。 2 人の子どもをもつ母であり、働く女性の生き方を綴った著書『LEAN IN(リーン・イン)』は世界的ベストセラーに。