英米リーダーの英語 試読

英米リーダーの英語 試読 page 21/22

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ここがスピーチの達人技!127第5章モチベーションを高めるスピーチ【訳】俎上に載せられているのが幹部クラスのチームの場合、1 ~ 2 人の女性メンバーに話が及ぶと、みんな口をそろえて言います。曰く、「仕事では....

ここがスピーチの達人技!127第5章モチベーションを高めるスピーチ【訳】俎上に載せられているのが幹部クラスのチームの場合、1 ~ 2 人の女性メンバーに話が及ぶと、みんな口をそろえて言います。曰く、「仕事では実に優秀だが、同僚から好感をもたれていない」あるいは「仕事はできるが、やや強引なところがある」。彼らはこうした発言が、ジェンダー固有のステレオタイプによって女性たちに科せられているハンデであることに思いが至ることもなく口にしているわけです。だからこそ、企業レベルでこの問題について話し合う必要があるのだと思います。私自身が経験してきたことですが、取締役会や、勤務した会社でこの問題をオープンに話すと、次に業績評価をするときには会話のトーンが変わって、相変わらず「彼女は好感をもたれていない」などと言いはするものの、少なくともなぜそのようなことになっているかは正しく理解しているわけです。? no understandingのnoを強調しています。チームのメンバーについて意見を述べる際、男性の場合にはジェンダーの影響を受けないが、女性の場合には仕事が優秀であっても好感度がそれほどではないとコメントされてしまう、しかも問題なのはこういう偏見からくる負担を女性が負わされているということが理解されていないと主張しています。主張を際立たせるために具体的な例を挙げて訴えかけるという手法はぜひ見習いたい点です。? ジェンダーによる差別には企業レベルで話し合う必要があるという主張。ここまで例を挙げて聞き手の認識に土台を築いてきたからこそ、伝えたい主張が強く聞き手に届くわけですね。? really openlyの後、音声をもちあげ同意を促す話し方をしています。? さらに、このようなジェンダー別ステレオタイプが問題であるという認識を共有することで、なぜ今の状況に立ち至ったのか理解を促進することができ、そのためにオープンに話し合う必要があるとの主張が活きています。シェリル・サンドバーグvs リチャード・ブランソン