多聴多読マガジンVol.49 2015年4月号 試読

多聴多読マガジンVol.49 2015年4月号 試読 page 33/48

電子ブックを開く

このページは 多聴多読マガジンVol.49 2015年4月号 試読 の電子ブックに掲載されている33ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
Track 16 2015 APRIL 83#05 Heroes or Villains?Written by Haydn MiddletonOxford Project X Origins Level 11Text c Oxford University Press 2009本作は、Oxford University Press の人気シリーズProject X Origi....

Track 16 2015 APRIL 83#05 Heroes or Villains?Written by Haydn MiddletonOxford Project X Origins Level 11Text c Oxford University Press 2009本作は、Oxford University Press の人気シリーズProject X Origins の1 冊です。このシリーズは、「昆虫」や「海賊」などといったテーマごとにフィクション3 冊とノンフィクション2 冊のパックになっています。本作はLevel 11 のノンフィクションで、テーマは表題そのものの「Heroesand Villains(ヒーローと悪者)」です。ところで、あなたは自分自身を善人だと思いますか。それとも悪人だと思いますか。人間には良い面と悪い面の両面がありますから、善か悪のどちらか一方だと言い切るのは難しいかも知れません。本作は、伝説上の人物ロビン・フッドも、評価する人の立場次第でヒーローにも悪者にもなり得ることを示した上で、ジネディーヌ・ジダン(元サッカー選手)、ビル・ゲイツ(実業家)、アリソン・ ハーグリーブス(登山家)、アントニー・ゴームリー(彫刻家)、ミハエル・シューマッハ(カーレーサー)などの有名人に関する良い話と悪い話を紹介してくれます。そして、両方の話を読んだところで、これらの人物に対する評価が求められます。物事や人物を正しく評価するには、対象をさまざまな側面から見ることや対象に関する事実を集めることが不可欠であること、及び、新聞記事やテレビ報道を鵜呑みにするのではなく、批判的に読み聞きすることが重要であることを、本書は教えてくれます。(国重 徹/鹿屋体育大学教授)Track 16▼20読みやすさレベル(YL) 総語数リスニングレベル(LL) wpm1.8 1015 語2.8 約149語