多聴多読マガジン Vol.43 2014年4月号 試読

多聴多読マガジン Vol.43 2014年4月号 試読 page 53/54

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概要:
2014 APRIL 171リスニング、シャドーイングのためのなま素材●英語の特徴映画『ウォルト・ディズニーの約束』(原題“Saving Mr. Banks”)撮影後の記者会見でのインタビューですから、すっかりくだけた調子で話して....

2014 APRIL 171リスニング、シャドーイングのためのなま素材●英語の特徴映画『ウォルト・ディズニーの約束』(原題“Saving Mr. Banks”)撮影後の記者会見でのインタビューですから、すっかりくだけた調子で話しており、撮影の楽しさが伝わってくるようです。ナチュラル・スピードで話していますが、聞き取れない部分は前後の文脈を考えて補いながら聞きましょう。ウォルト・ディズニーについての裏話や撮影秘話、映画の中での自分自身の役柄の口真似、ユーモア、皮肉などテーマごとに話の内容にふさわしい間の取り方や声のトーンを使い分けています。トム・ハンクスのアメリカ英語とエマ・トンプソンのイギリス英語の違いにも注目しましょう。耳に効くシャドーイングの方法(p.156-157)もご覧ください。■ L ■ M ■ 確認 ■ SR ■ PS ■ CS【訳】Q: この映画に出演したことで、ウォルト・ディズニーについて以前は知らなかったことを何か知るようになりましたか。TH:事実とわかってたいへん驚いたのは、ダイアンから聞いたのですが、彼がごく普通の父親だったことです。つまり、そもそもディズニーランドが誕生したのは、彼が毎週土曜日はいつもふたりの娘と遊んでいたからであり、しばらくすると、ここロサンゼルスにはもう娘たちを連れていけるところがなくなったのです。今、ビバリーセンターがあるところにはポニーの乗馬コーナーがあったし、グリフィス・パークにはメリーゴーランドがあったのですが、そこでひととおり遊ばせてやると、もうあとは何もなかったのです。それで、彼がグリフィス・パークでベンチに座ってピーナッツを食べていて、娘たちがメリーゴーランドに乗っているとき、彼はこうつぶやいたのです。「ああ、ロサンゼルスには土曜日に父親が娘を連れていける場所がぜったいに必要だ」。そこからディズニーランドが生まれたのです。日本語訳:山口西夏ここに注目!?数詞のアクセント普通、数詞には強勢が置かれますが、ここでは、ディズニーに娘がふたりいるということはすでに知られた事実として話されているため、daughtersだけに強勢が置かれています。?日本語にない音Beverly Center、Griffith Park には、日本語にない音が多く含まれています。カタカナで「ビバリー」「グリフィス」と言うときとの音の違いに注意しましょう。?速いフレーズの練習法脱落が多く起こり、速いので聞き取りにくいですが、God、really、place、dads、daughters に強勢を置いて自分で発音してみると聞き取りやすくなるはずです。【語注】come down to the fact that... :~ということに尽きる、事実とわかってcome about:(事が)起こる、生じるrun out of... : ~を使い果たす、(時間などが)なくなる* Diane: Diane Disney Miller。ウォルト・ディズニーの娘で、ウォルト・ディズニー・ファミリー博物館の館長●映画情報『ウォルト・ディズニーの約束』3 月21 日(金・祝)全国公開公式サイト:http://www.disney.co.jp/movies/walt/配給: ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン監督: ジョン・リー・ハンコック出演: トム・ハンクスエマ・トンプソンポール・ジアマッティジェイソン・シュワルツマン 他※試し読み用に、一部誌面を再構成しております。