ブックタイトル英語上達12のポイント

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概要

英語上達12のポイント

ポイント3発音できることがリスニングの前提す。例えば、主語・動詞・目的語(SVO)などを確定したり、どこまでがwho、whichなどの関係詞節であるとか、どのような種類の副詞節なのかといった文法構造を明らかにしたりすることです。3意味処理文の意味が矛盾なく理解できるものかどうか判断することです。例えば、The green idea sleeps furiously.という文は、文法的には適格な文ですが、意味的にあり得ない単語の組み合わせから成り立っています(green ideaやsleep furiouslyという連なりが矛盾しています)。4文脈処理今理解しようとしている文より前に出てきた内容と照らし合わせて、今聞いている内容がどのような意味の関係にあるのかを検討し、その文の意味を特定することです。5スキーマ処理スキーマ(schema)とは、聞き手が頭の中に持っているさまざまな一般的常識や特定の領域の知識を指しています。このような意味情報データベースを用いて、文の意味内容の推測を行うことです。5について、一例を挙げましょう。次の英文を聞き取ってもらったとします。Mary heard the icecream truck coming down the street. Sheremembered her birthday money and rushed into the house.上記の英文の続きが、次の(a)の場合にはすんなりと理解できます。(a) Her daughters wanted some, too.しかし続きが、(b)だと一瞬考え込んでしまう人が多いでしょう。(b) And she locked the door.この理由は、the icecream truckを見たら、ice creamを買おうとお金を取りに行ったのだというのが、私たちが常識的に活用するスキーマだからです。ところが、(b)ではその常識が裏切られ、ice63