TOEICテストGET730コース 試読

TOEICテストGET730コース 試読 page 23/24

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半はイギリス人を始めノルウェー人、アメリカ人などの外国人で、社員の国籍は20 を超え、日本人駐在員の全従業員に占める比率は5% 程度というマルチカルチャーな環境でした。日本の会社ながら、‘ホーム’とは程遠く....

半はイギリス人を始めノルウェー人、アメリカ人などの外国人で、社員の国籍は20 を超え、日本人駐在員の全従業員に占める比率は5% 程度というマルチカルチャーな環境でした。日本の会社ながら、‘ホーム’とは程遠く、ほぼ‘アウェイ’といえるくらいです。このような環境の下では、様々な場面で日本の本社と現地サイドの間に立って調整役を務めることが求められます。両者の考え方が根本的に異なるときは落とし所を見つけるしかないのですが、本社の考えがうまく伝わらなかったり、両者ともに同じことを考えているにもかかわらず誤解されたりすることがよく起こります。‘伝わる’ためにはどう‘伝える’かを試行錯誤するのが日課だったと言えるでしょう。さて、国内需要の増加が期待薄の状況下、日本企業は成長の著しい新興諸国を中心とした海外ビジネスに活路を見出しています。そこで必要とされるのは語学力・コミュニケーション力、異文化適応力といった資質・能力を備えた‘グローバル人材’です。企業は、若手社員を海外に派遣して中長期的にグローバル人材を育成する一方、即戦力として外国人の本社採用を積極的に行うようになりました。これまでは、海外とは関係ない、外国人とコンタクトする機会はないと思われていた会社においても、グローバル人材としての素養が必要となる時代が既に到来しているのです。「コミュニケーションのできる英語力」の習得にとって、英語力とコミュニケーション力は車の両輪です。国際ビジネスの世界においては、英語は意思疎通の重要なツール(道具)であり、英語力は高いに越したことはありません。TOEIC の一定レベルを目指して英語を学習することはとても大切なプロセスです。本講座を通して英語力の足腰をしっかり鍛えていただきたいと思います。ただ、ひたすら高得点を目指すことだけでなく、もう一つの車輪であるコミュニケーション・スキル(communication skill)をぜひ身につけていただきたいと思います。実際のビジネス・シーンで、自分の考えがしっかり伝わった感触が得られたときの喜びは格別です。一方で、伝えたいことをどう伝えたらいいのかわからない、伝えたつもりが正しく伝わらない、といったケースも次々と起こります。このコラムを通して、コミュニケーション・スキル―‘伝わる’ためにはどう‘’― を身につけるヒントを得ていただければ幸いです。柴田真一語学力とコミュニケーション力は車の両輪はイギリス人を始めノルウェー人、アメリカ人などの外国人で、社員の国籍は20を超え、日本人駐在員の全従業員に占める比率は5 パーセント程度というマルチカルチャーな環境でした。日本の会社ながら、「ホーム」には程遠く、ほぼ「アウェイ」と言えるくらいです。このような環境の下では、さまざまな場面で日本の本社と現地サイドの間に立って調整役を務めることが求められます。両者の考え方が根本的に異なるときは落としどころを見つけるしかないのですが、本社の考えがうまく伝わらなかったり、両者ともに同じことを考えているにもかかわらず誤解されたりすることがよく起こります。「伝わる」ためにはどう「伝える」かを試行錯誤するのが日課だったと言えるでしょう。、ョン力、異文化適応力といった資質や能力を備えた「グローバル人材」です。企業は、若手社員を海外に派遣して、中長期的にグローバル人材を育成する一方、即戦力として外国人の本社採用を積極的に行うようになりました。これまでは、海外とは関係ない、外国人とコンタクトする機会はないと思われていた会社においても、グローバル人材としての素養が必要となる時代が既に到来しているのです。の習得にとって、(道であり、英語力は高いに越したTOEIC の高得点のみを目指すのでなく、もうひとつの車輪であるコミュニケーション・スキル(communication skill)をぜひ身につけていただきたいと思います。シーンで、自分の考えがしっかり伝わった感触が得られたときの喜びは格別です。一方で、伝えたいことをどう伝えたらいいに・スキル ―「伝わる」ためにはどう「伝える」か を身につけるヒントを得ていただければ幸いです。153