SAYPEN と JY First Words のここがおすすめ!
推薦のことば

下 薫 (Julie Kaoru Shimo) 先生
ロサンゼルス生まれ。上智大学外国語学部卒、 コロンビア大学ティーチャーズカレッジ英語教授法修士課程修了。 マジカルキッズ英語研究所代表。茨城大学非常勤講師。
著書に「キッズクラウン英和・和英辞典」。「英語のゲーム・文字であそぼう」(三省堂)など。
下薫先生

絵本感覚で楽しめるテキスト

まずはこのJY First Wordsを小学2年生に見せた時の様子からお話ししましょう。 表紙に色鮮やかに描かれた登場人物が子どもたちを迎えます。 どのページをめくっても表情豊かなキャラクターが楽しそうに描かれ、 「どんなお話なの?」とワクワクしながら尋ねる子どもたち。 そうです。子どもたちは絵本のつもりでテキストを開いたのです。

一緒におしゃべりしてくれるSAYPEN

次にSAYPENを子どもたちに渡しました。 元気な男子がやみくもにイラストをタッチしていくと、 SAYPENはそのタッチの速度に負けずに次々としゃべり始めます。 犬のイラストをタッチすると“Woof!”と吠えて“Dog.”と言ったり、 おじいさんをタッチするとラップで歌い出したりと実ににぎやかです。 “Find me the sofa.”など絵探しゲームをするページもあり、 正解すると“Excellent!”、“Super-duper!”とたくさんほめてくれます。 おしゃべりなSAYPENを相手に子どもたちもだまってはいません。 一緒に動物の鳴き声を真似したり、歌を歌ったり、 問題に答えたりと大忙しです。

バラエティーに富んだリスニング用の英文

SAYPENが話す英文は多彩です。例えばBook 3 のColorsでは、まず単語や句から始まり(1)、 徐々に英文が長くなり(2-4)、最後はQ&Aの英文と替え歌(5)と、レベルもアップしていきます。
1. brown balloon
2. Point to brown. That is brown.
3. Brown, brown, brown. Brown is dark.
4. I love brown. I look good in brown.
5. Where is the brown sheep? Wow, the brown sheep is singing. ♪Baa, Baa, Brown Sheep

listening & speakingからreadingへ

listeningとspeakingをリードしてくれたSAYPENは、次に「この単語なんて読むのだろう」とreading に興味を持ち始めた子どもの問いにすぐに答え、 何度も繰り返し発音してくれます。 テキストの巻末には、学習してきた音声をreadingにつなげる文字学習が用意されています。 Book 1にはアルファベットの大文字と小文字。Book 2からSight word(目で見て覚える頻出単語)の学習として 20 wordsほどの短い詩が紹介されています。詩は音源も3種類用意され、

1. 強弱リズムやライミングを意識させるナチュラルスピード、
2. 単語を確認しながら黙読できるスピード、
3. チャンツでリピートしながら言えるスピード

と工夫があります。
Book 3からPhonics(短母音と1文字子音)が始まり、ゲームをしながら音と文字の関係が学べます。

幅広い年齢層が様々な形態で楽しく学習できる教材

このようにJY First Wordsは児童・小学英語に必要な語彙をベースに、 レベルの違う英文でlistening やreadingができるので、幼児から小学校高学年まで幅広く学習できます。 また、教室でのグループ学習や家庭での自習用といろいろな使い方ができます。 語学学習は、音声とともに繰り返し学習すると最も効果が上がります。 JY First Words は子どもが簡単に音源にアクセスでき、 ゲーム感覚で楽しみながら学習できる教材としておすすめです。