ブックタイトル英語習慣100日手帳

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概要

英語習慣100日手帳

ワンポイント文法ガイド2副詞的表現の位置とはたらきS+V+αという英語の基本形を想定した場合、副詞的表現は、文頭、文中、それに文尾に用いることができます。しかし、同じ副詞的表現でも、どの位置に用いるかで意味合いが違ってくるものもあります。例えば、Strangely, everyone is dancing.とEveryone is dancing strangely.では、同じstrangelyでも、前者は「話し手のコメント」、後者は「踊り方」といった具合に、意味合いが違ってきます。副詞1+主語+副詞2+動詞+α+副詞3副詞1は「文頭の位置」、副詞2は「文中の位置」、そして副詞3は「文尾の位置」に当たります。「文中の位置(副詞2)」については注意が必要で、概して、以下のような傾向があります。(1)助動詞、BE動詞、完了形をつくるときに用いられるhave、don’tなど否定辞の場合にはその後に副詞2を置く。・The discussion was mainly about the way to learn a foreignlanguage.(議論は主に外国語の学び方についてであった)・I would often go fishing in the river when I was young.(若かった頃はよく川に魚釣りに行ったもんだ)(2)他の一般動詞の場合にはその前に副詞2を置く。・It certainly looks like rain.(確かに雨になりそうだ)・I often went fishing in the river when I was young.(若かったころ、よく川に魚釣りに行った)しかし、これはあくまで傾向であって、「頻繁に頭痛がするわけではない」だと、I don’t often have headaches.と表現します。一方、I don’t[really like him].とI really [don’t like him].では意味合いが異なります。I don’t [really like him].だと[really like him]をdon’tが打ち消し、「彼を本当に好きなわけではない」という意味になり、I really don’t likehim.では[don’t like him]に対してreallyがかかる形になっており、「本当に彼が好きではない」という意味合いになります。115