ブックタイトル英語習慣100日手帳

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概要

英語習慣100日手帳

Part 2動詞関連1英語のエンジン部分動詞のはたらき1ふたつのものの関係づけ動詞は英文のエンジン部分であり、どんな英文にも動詞が含まれます。例えば、ある方向に目をやったとき、「ある女性(メアリ)」と「窓」が目に入ったとします。英語ではそれぞれMaryとthe windowです。その女性が窓を開ければ、Mary opened the window.、窓を壊せばMarybroke the window.、また窓を拭けばMary wiped the window.と動詞を使って事態を表現します。Mary opened the window.のopenはMaryとthe windowを関係づけて、ひとつの出来事を表現するはたらきをしています。breakやwipeになると、また異なった出来事の表現になります。このふたつのモノ(パーツ)を関係づける動詞のはたらきをここでは英文の「エンジン」と呼んでいるのです。2英語のエンジン部分動詞のはたらき2時制動詞が担うのは「モノを関係づける」はたらきだけではありません。Mary opens the window.とMary is opening the window.とMaryopened the window.を比べてみてください。「メアリが窓を開ける」ということは共通していますが、それぞれが表す事態は以下のように異なります。・Mary opens the window.([朝起きると習慣として)メアリは窓を開ける)・Mary is opening the window.([今、まさに]メアリは窓を開けている)・Mary opened the window.([過去のある時点で]メアリは窓を開けた)ここでの違いはいわゆる「時制」の違いです。つまり、動詞には時制を調整することでいろいろな事態を表現するはたらきが備わっています。そして、英語の時制の取り扱いについては、テンスとアスペクトのふたつの概念が決定的に重要です。「テンス」は動詞の形に現れるもので、英語では現在か過去しかありません(未来を表現するのに使われるwillは現在形で、その過去形がwould)。しかし、文を構成する主要な動詞には、テン116