ブックタイトル英語習慣100日手帳

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概要

英語習慣100日手帳

の音をシャドーイングなどで反復しているうちに、英語の発想のしかたのようなものも身につき、英語を聞いたり、話したりすることが楽になっていくはずです。そして第3に、「声に表情を出すこと」です。声から読み取る表情は心の反映です。ただ音読するのではなく、感情を込めて音読するということです。感情を込めるには、状況を頭に浮かべる必要があります。状況と表現と気持ちがひとつになったとき、声に自然と表情が出てくるはずです。問題は、何をシャドーイングや音読の対象にすればよいかということです。本書では、日常生活の場面を表す表現が最適だと考えます。日常生活の場面は一人ひとりにとって豊かな文脈を提供してくれます。そこで使われる表現にはどれも親近感があるはずです。例えば、朝目覚めたとき、I want to sleep ten more minutes.(あと10分寝ていたいな)だとか、ゴミを出す際にI have to take thegarbage to the pick-up point.(ゴミ収集所にゴミ袋を持っていかなくちゃ)だとか、朝起きたらスマホのメールをチェックするという際のI check my e-mail on my smartphone.などといった表現にはリアリティがあります。本書ではこうした日常を語る表現を題材にしています。本書で示す題材を声に出す際に、大きな声で、流れに注目しながら、感情を込めてシャドーイングや音読をしてください。これを100日繰り返せば、きっと、英語を口にする習慣が身につき、「英語を声に出さなければ、なんだか一日が終わらない」といった気持ちになることと思います。それは英語の日常化されつつあることの証です。継続は力なり、です。英語で文を作ること、そしてそれを声を出す練習を通して、実践で躊躇なく使えるようにすること??この両方を本手帳を通して身につけていただければ、と思います。2015年12月10日田中茂範3