中国語学習ガイドブック

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文法・語順2シンプルなルールで語順を制す 具体的には次のように説明できます。1 状況に即して言語化する。2 脳にため込んだ単語を取り出す。3 脳内で演算する。4 声にしてアウトプットする。5 他人に通じたかどう....

文法・語順2シンプルなルールで語順を制す 具体的には次のように説明できます。1 状況に即して言語化する。2 脳にため込んだ単語を取り出す。3 脳内で演算する。4 声にしてアウトプットする。5 他人に通じたかどうかで、フィードバックを得る。6 脳内のプログラムを修正する。 中でも、「①言語化」「⑤⑥フィードバック」に重要な意味があります。ひとつは、失敗から学ぼう フィードバックには、成功体験と失敗体験がない交ぜになっています。話が通じた一瞬の感動は学習者に大きな自信を与えます。 逆に、人間は間違うことで気を引き締めて問題を意識する習性があります。どうして相手に伝わらないのか、どう話せば通じるのかと、本人から積極的にアプローチしていきます。そのときに、学習者は「真の文法」に迫っていくのです。もうひとつは、中国語を話す以前に、言葉にするのが大事 試験問題は解けるが話せないという人は少なくありません。その理由は、言葉にするというトレーニングを受けていないからです。 本物の会話とは、ある状況の下で、脳内で言葉が生まれると同時に、声に出して話すことです。しかし翻訳を中心とする練習では、すでに言葉となっているものを、ほかの言語に置き換えるトレーニングをするだけです。 良い指導者は、学生のレベルに応じて、次の4つのタイプの質問を用意し、学生のレベルに応じて使い分けします。1 状況だけを提供して会話をさせる39話し手[ 中国語の学習者]聞き手[ 中国語の母語話者]中国語の単語を取り出す脳内で単語を組み合わせて文にする演算修正アウトプットある状況[ 話す]刺激を受ける見る、聞く、などの五感Part 2●1●4●5●6●3●2