中国語学習ガイドブック

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84 語学学習者にとって検定試験はとても大きなモチベーションにつながるものです。学校で学んでいる人、独学で学んでいる人など、学習スタイルは異なっても、「○○に合格しよう!」という目標をもつことによって学....

84 語学学習者にとって検定試験はとても大きなモチベーションにつながるものです。学校で学んでいる人、独学で学んでいる人など、学習スタイルは異なっても、「○○に合格しよう!」という目標をもつことによって学習意欲も高まりますし、さらに自分の実力の証明にもなります。  現在日本で受験できる主要な中国語試験には以下の3つがあります。 このコーナーでは主要な中国語試験の過去問題の一部を級別に掲載します。今の自分にとってどのレベルの試験が適切であるのか、目安として使ってみてください。 この3試験は、試験の形式も、判定方法も、主催している国も異なります。そこで、それぞれの試験のレベル感を測るための参考資料として右ページの相関図を作成しました。それぞれの試験の特徴をとらえて、どの試験のどのレベルがよいか探してみてください。 基本的な特徴としては、①中国語検定は日本中国語検定協会が主催しており、すべての指示が日本語で行われる試験ですので、日本人にとっては一番なじみやすいものと言えるでしょう。②HSKは中国政府が主催するもので、全世界の中国語学習者を対象としている試験です。そのため指示もすべて中国語で行われます。③中国語コミュニケーション能力検定は級に合格するのではなく、1000 点満点のうちどれくらい得点がとれるかによって能力を測るものです。 右の表についてまずはじめにお断りしておかなくてはならないのは、各試験の特徴(出題傾向、合格率、対象範囲等)が異なるために本来相関表の作成は困難と言わざるをえないということです。本表はあくまでもひとつの目安として、問題内容および合格者数名へのヒアリングを検討したうえで試験的に作成したものにすぎません。その点については十分ご了承ください。中国語の試験の種類自分に合った試験を見つけよう!※それぞれの試験の詳細は参照ページをご覧ください。1 中国語検定 ……………………………………………………………………………… p.863 TECC( 中国語コミュニケーション能力検定) …… p.1042 HSK ………………………………………………………………………………………………p.94