日本人が間違えやすい中国語文法 ―徹底分析190― 試読

日本人が間違えやすい中国語文法 ―徹底分析190― 試読 page 3/24

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概要:
× ×3く理解できるように、本書では必要なところで関連の文法項目を整理しました。本書は四章に分けて書かれています。第1 章は品詞の学習で、名詞、動詞、形容詞、代名詞、数詞・量詞、副詞、前置詞、接続詞、助詞....

× ×3く理解できるように、本書では必要なところで関連の文法項目を整理しました。本書は四章に分けて書かれています。第1 章は品詞の学習で、名詞、動詞、形容詞、代名詞、数詞・量詞、副詞、前置詞、接続詞、助詞の9 つに分け、それぞれの文法誤用を挙げました。第2 章は文の成分の学習で、日本人学習者が主語、述語、目的語、連体修飾語、連用修飾語、補語の学習においておかしやすい誤用を6 つに分け紹介しました。第3 章は構文の学習で、“是…的”、“把”、“被”、“?”などを使う文型を学習するときにおかしやすい誤りを挙げました。第4 章は文章の学習で、日本人学習者が中国語の文章の学習におけるよくある誤用を紹介しました。それに加えて、本書には文章記号の誤用に関する分析の付録もついています。 本書に収録された文法の誤用は、日本人学習者の中国語学習において普遍性のあるものです。誤用例をできる限り収集するには、普段から筆者が積み重ねてきた資料以外、先行研究の結果も参考にしました。しかし、日本人学習者の中国語学習における文法誤用の統計資料はまだ足りていないため、本書に脱落がないとも言い切れません。誤用を見つけるのは難しいことですので、誤用の原因を指摘するのはさらに困難な課題です。言語は無形の文化のひとつとして、それの学習者が犯した誤用は常に学習者の母語と習得言語、及びそれらの文化背景などの混じり合う要素に影響され、誤用の起因をはっきり解明できない場合もあります。ですから、まだ試みである本書も欠如があるはずですが、本書における考えの方向は正しいと信じております。最後に、本書が日本人学習者の中国語学習に役立つことと、外国人に対する中国語教育の実践と研究の参考になることを心から期待しております。楊 徳峰× ×